【浦和】G大阪の佐藤瑶大、京都の井上黎生人、補強したDF二人の予想起用法は?
浦和サポーター。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
井上「J3から這い上がってきたハングリー精神は誰にも負けません」
J1リーグの浦和レッズは12月27日、ガンバ大阪の佐藤瑶大(Yota SATO)、京都サンガF.C.の井上黎生人(Rikito INOUE)と、いずれもセンターバックを完全移籍で獲得したと発表した。
25歳の佐藤はこれまで駒澤大高、明治大、ベガルタ仙台でもプレー。G大阪での2023シーズンは、リーグ12試合など公式戦通算16試合に出場している。身長183センチあるセンターバックは「日々全力でサッカーに取り組み、たくさんの応援の中で試合ができることに感謝し、自分の力を試合で最大限発揮できるよう頑張ります!! 空中戦は一番の武器です。ビルドアップや対人もプロになってからさらに成長したと思っていますので、その力をチームに還元できるよう頑張ります! これからよろしくお願いします!!」と決意を示している。
また島根県出身で26歳の井上は、鹿児島実業高校、ガイナーレ鳥取、ファジアーノ岡山、京都を経ての浦和加入に。2023シーズンはレギュラーとして、リーグ28試合に出場している。
井上は「さらに成長するために浦和レッズに行くと決めました。J1でのキャリアは2年と少ないですが、J3から這い上がってきたハングリー精神は誰にも負けません。どんな大きな壁も乗り越えれるよう努力し、精進して参ります。そしてチームのみんなからたくさんを学び、謙虚な気持ちをもって成長できる1年にしたいです。よろしくお願いいたします」と抱負を語っている。
佐藤はオプションで右サイドバックでのプレー経験もある。空中戦に強さも見せる。ペア・マティアス・ヘグモ新監督のもと、センターバックをメインに、チーム状況に応じて最終ラインの複数ポジションにトライする可能性もありそうだ。
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一方、井上はスピードも備え、デュエルで強さを発揮するなど高い能力をバランスよく備える。これまでにいなかったタイプのセンターバックとして、例えば3バック時のストッパーなどでも期待される。