【ガンバ大阪】アヤックスと『強化・育成・スカウト』で提携「欧州移籍マーケット情報の共有」
G大阪とアヤックスが「フットボール戦略パートナーシップ」を締結 (C)GAMBAOSAKA
「フットボール戦略パートナーシップ」を締結
J1リーグのガンバ大阪は3月4日、オランダ1部エールディヴィジのアヤックス・アムスデルダムと3年間の「フットボール戦略パートナーシップ」に関して締結に向けて合意に至ったと発表した。
「欧州移籍マーケット情報の共有」と明記されており、両クラブの人材の行き来も今後の注目点になってくる。提携内容は次の通り。
▼1
◎トップチーム強化
・欧州移籍マーケット情報の共有
・選手、コーチングスタッフおよびチームスタッフの相互交流
▼2
◎育成強化
・アカデミー年代における選手
・スタッフ留学
・トーナメント相互招待
・アヤックススタッフがガンバ大阪に来訪して開催する教育セミナーとWebinarを通じたトレーニングメソッドの情報交換
▼3
◎スカウト連携
・スカウト情報の相互共有
▼4
◎その他
・強化、育成、スカウトにおけるデータ活用ノウハウ意見交換
・ブランド、認知向上の相互取組み
大阪の小野忠史社長は次のようにコメントしている。
「この度アヤックスとのフットボール戦略パートナーシップを発表できることになり、非常に嬉しく思っています。この戦略パートナーシップは競技面(トップチーム、アカデミー)を中心に事業面まで含めた幅広い提携として、アヤックスとの選手・スタッフの相互交流や、フットボールのマーケット情報や選手育成メソッドの構築など戦略に関するデータや知見の共有を始めていきます。伝統あるクラブとの交流でグローバルな経験を積める機会を生み出すことができるようになるため、特に若手選手の成長を加速する素晴らしい取り組みになると期待しています」
また、アヤックスのマリジン・ボイケル氏(Director of Football)は次のように提携を喜んでいる。
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「このパートナーシップは、アヤックスの国際的なフットボールネットワークを拡大し、世界規模でトップレベルの才能を発掘、育成するという我々の決意を象徴するものです。日本においてトップクラブの一つであるガンバ大阪とネットワークを構築することができ、とても嬉しく思っています。ガンバ大阪と協力することで従来の選手育成の枠を越え、双方に実りあるパートナーシップとなることが私たちの共通の目的です」