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【浦和】ホーム今季ラスト2試合 スコルジャ監督が町田戦へ「勝点3を掴み、前節見せた残像を払拭したい」

浦和のスコルジャ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

「サポーターに伝えたいのは――」

[J1 35節]浦和-町田/2025年10月25日14:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が10月23日、オンラインによる取材に応じて、25日にホームの埼スタで開催されるFC町田ゼルビア戦に向けて抱負を語った。

 浦和は14勝10分10敗の勝点52で8位。対する町田は16勝8分10敗の勝点56で7位。残りはリーグ4試合で、ホームゲームは2試合だ。 

 あらゆる条件が重なった場合にAFCアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)の出場権を得られる5位入りも厳しい。目標の設定が難しい状況で、ACLエリートの上海遠征からのアウェー連戦になる町田に挑む。

 前節17位の横浜F・マリノスに0-4の大敗を喫した。スコルジャ監督は「試合後のロッカーで選手たちには『悲惨な試合だった』と伝えました。特に前半は受け入れられない、通常より低いレベルで、フィジカル的にもメンタル的にも、それに戦術的にもあってはならないことが起こってしまいました」と振り返った。

 そして町田戦に向けて、「非常に悪い試合のイメージを覆すためにも、今週は1日1日を無駄にせず、しっかり活用しながら、町田戦で良いプレーができるように、その準備をしようと話してきました」という。

「サポーターの方々に伝えたいのは、私たちは決して諦めていないということです。しっかり戦って、Jリーグのどのチームと対戦しても、勝点3を取れる力があるという姿を見せたいです。トップレベルのモチベーションと姿勢を見せ、前節見せた残像を払拭したいです」

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 セットプレー、ロングスロー、カウンター、高強度……町田のその徹底された戦い方を、浦和が封じて上回ることができるか。4月のアウェーゲームはマリウス・ホイブラーテンと松尾佑介のゴールで、2-0の勝利を収めている。