【CL】冨安健洋が序列を下げる? アーセナル、バイエルンと2-2ドロー。来週ミュンヘンで第2戦
アーセナルの冨安健洋。(Photo by Michael Regan/Getty Images)
このあと重要な連戦、むしろチャンスに。
[CL 準々決勝 第1戦]アーセナル 2-2 バイエルン/2024年4月10日4:00(現地9日20:00)/エミレーツスタジアム
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCがホームでドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンと2-2で引き分けた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。
この日はオレクサンドル・ジンチェンコがベンチスタート。代わって左サイドバックに起用されたのは、24歳のポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルだった。
試合は12分に絶好調のブカヨ・サカのゴールで、アウェーチームが先制。ただ、その左サイドの連係ミスから、18分、セルジュ・ニャブリに決められる。
32分、さらにハリー・ケインのPKで、バイエルンが逆転に成功した。
それでも79分、交代出場したアーセナルのレアンドロ・トロサールが値千金の同点弾! アーセナルが優勢に試合を進めるなか、追い付いてみせた。
キヴィオルはハーフタイムを挟みベンチに退いたが、起用されたのはジンチェンコだった。結局、冨安はこの試合では起用されなかった。
果たして冨安は序列を下げているのだろうか。アーセナルはこのあと、プレミアリーグでのアストン・ヴィラFC戦、そしてバイエルンとの第2戦、ウルブス戦、さらにカップ戦でのチェルシーFC戦、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC戦と重要が試合がミッドウィークとの連戦で続く。
ここで冨安が先発起用される可能性もあり、そこで序列が動くか。ミケル・アルテタ監督はまずプレミアリーグ制覇へ並々ならぬ思いを見せている。加えて昨季に続き冨安のコンディションが、ガナーズのタイトル獲得の行方に大きく関わってきそうだ。