遠藤航のリバプール、奇跡のプレミア逆転優勝が祝賀パレードの条件に

当初はヨーロッパリーグ、プレミアリーグの制覇を前提に、議会も動こうとしていたが…。

　イングランド・プレミアリーグのリバプールFCの今シーズンの激闘をたたえ、シーズン終了後に検討されていた祝賀パレードだが、プレミアリーグでの逆転優勝を演じない限り実施されない運びとなった。『ディス・イズ・アンフィールド』が4月30日に報じた。

　リバプールが2月にカラバオカップを制した際、シーズン終了後のリバプールでの祝賀パレード案が浮上。UEFAヨーロッパリーグ（EL）またはプレミアリーグでの優勝に備え、複数の日程が候補に挙がり、議会の承認が必要になっていた。

　しかし、ELはベスト8での敗退が決まった。さらにプレミアリーグでは、マンチェスター・シティとアーセナルFCから差をつけられつつある。また、ユルゲン・クロップ監督はクラブの栄光ではなく、自身の功績などをたたえるためのイベントは望まないと語ってきた。つまり祝賀ではなく“お別れイベント”になることは希望していないというスタンスである。そのため現状では「祝賀パレードは棚上げされることになる」と見ている。

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　4月の急降下により、リバプールの熱狂がやや冷めてしまったようである。ただ、ここから挽回すれば、こうした話題が”実現”に向けて再び動き出すかもしれない。遠藤航にも改めて、チームの上昇を支える唯一無二のような活躍が期待される。