【移籍】C大阪の香川真司を慕うフンメルスがドルトムントと今季で契約満了、今後は…
ドルトムントのフンメルス。(Photo by Leon Kuegeler/Getty Images)
「どんなチャンスがあるのか、自分が何をしたいのか、まず感じるところから見極める必要がある」
ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに所属する元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)は今季2023-24シーズンで契約満了を迎える。今年12月で36歳になるものの、主力センターバックとしてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝に王手をかけるなど、いまだ大黒柱として大きな存在感を示している。新シーズンの去就について、このほど「まだ何も決まっていない」と語り、あらゆる選択肢を検討していくと明かした。
『キッカー』によると、フンメルスはそもそも、キャリアを続けるかどうかも決めていないというのだ。セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司が在籍した時代に黄金期を築き、”Shinji”からテクニックを学んできたと慕うセンターバックは、今季これまでリーグ24試合、CL11試合など公式戦通算37試合・3得点・1アシストを記録している。
フンメルスはパリ・サンジェルマンとのCL準決勝第1戦(〇1-0)のあと、DAZNのフラッシュインタビューで「あらゆるところに向かえる。どんなチャンスがあるのか、自分が何をしたいのか、まず感じるところから見極める必要がある」と、自身の去就について語った。
現在リーグ戦は5位と決して望んだ成績は残せずにいる。ところが、ここに来て、欧州王者のタイトル獲得のチャンスが巡ってきた。マルコ・ロイスとともに、ここ一番で高い集中力と凄まじいパフォーマンスを発揮するだけに、タイトル獲得の可能性は多いにある。
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フンメルスは将来について「少し考えた」そうだが、「まだ何も決まっていない」と語っている。ドルトムントは204-2025シーズン後のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の出場権も得ている。クラブとしては契約延長を望んでいるという。