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1部昇格見えた、香川真司が先制ミドル!サラゴサ勝利で暫定首位

サラゴサでの香川真司。(C)Real Zaragoza

CKの流れから右足を振り抜き、今季リーグ通算3ゴール目。ルーゴを相手に3-1、勝点3を獲得。

[スペイン2部 33節] ルーゴ 1-3 サラゴサ/2020年6月16日(日本時間17日)/エスタディオ・アンショ・カーロ

 レアル・サラゴサの日本代表MF香川真司がCDルーゴ戦、19分に先制ミドルを突き刺して3-1の勝利を果たした。勝点58に伸ばしたサラゴサは、17日に試合があるカディスCFを勝点1上回り暫定首位に立った。

 香川の様々な思いが凝縮された、鮮やかな一撃だった。

 26番をつける31歳の香川は先発出場。19分、コーナーキックの流れから、相手の押し上げるラインぎりぎりで味方のパスを受ける。ペナルティエリア手前で香川が前を向くと、躊躇わず右足を振り抜く。すると鋭いショットがゴールネットに突き刺さり、サラゴサに先制点をもたらした。

 サラゴサはさらに64分にジェームズ・イグべケメ、86分にミゲル・リナレスがゴールを奪取。90+2分に1点を返されたものの、3-1で逃げ切り、アウェーで貴重な勝点3を掴んだ。香川は77分にリナレスと交代している。

 サラゴサは16勝10分7敗(49得点・34失点)の勝点58で暫定首位に立った。残り10試合をきり、いよいよ1部昇格が現実的な目標となってきた。香川はリーグ25試合・3得点・1アシスト。

 香川はリーグ再開を控えた6月8日、自身のツイッター(@S_Kagawa0317)で、「Ya estamos el punto de reiniciar La Liga! Estamos preparando muy bien. Vamos a crear lo mejor final para conseguir nuestro objetivo! この約3ヶ月とてもいい準備が出来た。後はそれを信じてこのラストスパートに全てを出し尽くしていきます」と、スペイン語と日本語で決意を示していた。

 サラゴサは次節、6月20日(日本時間21日2:30)にホームでUDアルメニアと対戦する。スペインではしばらくリモートマッチ(無観客試合)が続く。

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[文:サカノワ編集グループ]

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