【浦和】武田英寿が川崎戦でリーグ戦初出場「自分の武器を磨いていきたい」
浦和の武田英寿。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
着々とチャンスを得る。
[J1 11節] 川崎 3–1 浦和/2024年5月3日16:03/Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu
J1リーグ11節、浦和レッズは大久保智明がゴールを決めたものの、川崎フロンターレにアウェーにて1-3で敗れた。
この試合、武田英寿が88分からピッチに立ち、水戸ホーリーホックからのレンタル復帰後初めてリーグ戦でチャンスを得た。4月24日のルヴァンカップ2回戦ガイナーレ鳥取戦で今季公式戦初出場し、先発からゴールを奪取(〇5-2)。先日の名古屋グランパス戦から、リーグ戦でもサブメンバーに入っていた。
武田は11人形式の紅白戦のメンバーに食い込むこともなかなかできず、「まずミニゲームから、存在感を出せるように意識してきました」と、4対4の形式の練習からアピールできるように最大限に努めてきたという。
「トレーニングでは、自分の武器になるものを磨きたいと考えていました。日頃からノブさん(池田伸康コーチ)にサポートしてもらっています。今は自分の武器というものをしっかり見つめ直しています。周りの人たちに感謝しています」
22歳のレフティは試合後、そのように語っていた。
ルヴァンカップ出場、ゴールという結果、リーグ戦ベンチ入り、リーグ戦途中出場……。ペア=マティアス・ヘグモ監督から一つひとつ信頼を得ていく段階にあり、それは一歩ずつ進ませられている。次はさらに出場時間を増やし、そして鳥取戦のように、レッズの勝利に貢献することだ。
取材協力:佐藤亮太