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【サッカー日本代表 採点】鎌田大地ら3人に最高評価「5」、唯一の及第点以下は…。W杯予選ミャンマー戦

ミャンマー戦の布陣。ずっと攻め込むことになり3-4-2-1の変形型に。(C)SAKANOWA

高評価「4」は4人。失点しても相手は引き続けて時間を稼ぎ…評価の難しい一戦に。

[北中米W杯 アジア2次予選 第5戦] ミャンマー代表 0–5 日本代表/2024年6月6日21:10(現地18:40)/トゥウンナ・スタジアム(ヤンゴン)

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第5戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が小川航基と中村敬斗の2ゴール、そして堂安律の1得点で、ミャンマー代表に5-0の勝利を収めた。日本は5連勝。

 FIFAランキングは日本18位、ミャンマー163位。シュート数は日本の21本対3本(枠内9本対1本)。

 日本がゴールを決め続けても、ミャンマーは引いたままで、ピッチに倒れるなど時間を使う展開に。森保一監督は3-4-2-1(3-3-3-1)のシステムを採用したものの、相手が基本的に攻めてこようとせず、その布陣の収穫があったと言えるか……評価の難しい内容となった。

 そのなかで、まだミャンマーの強度と集中力も高かった序盤、代表復帰した鎌田大地が完璧なパスで、先制点となる中村敬斗の先制点をお膳立て。さらに振り向きざまのシュートで、堂安律のチーム2点目を演出した。高い位置からのプレッシングで起点を作らせなかった守田英正、そして途中出場から起用の狙いを理解してクロスから2アシストした相馬勇紀と、この3人に最高点「5」をつけた。

 旗手怜央はスペースによく顔を出してギャップを突いて、ボールの収めどころにもなった。一方、最初の決定機でフリーのシュートを枠外に外すなど課題も変わらず、唯一平均点以下の「2」に。上手くサバくだけでなく、もっと泥臭く相手に脅威を与えられる存在になれるか。

 最後に板倉滉がアンカー的(最終ライン前)に入った布陣は、逃げ切りたい際の最終予選のオプションになり得そうだ。

 日本代表の選手採点は次の通り。通信簿にちなんでの5段階評価。

◎採点の見方
ポジション 選手名 採点
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。 対象は原則プレー時間20分以上

【先発出場】
GK
1 前川黛也 3
DF
22 橋岡大樹 3
3 谷口彰悟 3
21 伊藤洋輝 3
MF
5 守田英正 5(▽80分)
18 旗手怜央 2(▽HT)
2 菅原由勢 3(▽62分)
13 中村敬斗 4
10 堂安律 4 (▽HT)
15 鎌田大地 5(▽62分)【MAN OF THE MATCH】
FW
19 小川航基 4

【交代出場】
20 鈴木唯人 3(▲HT)
7 川村拓夢 4(▲HT)
11 前田大然 3(▲62分)
14 相馬勇紀 5(▲62分)
4 板倉滉 -(▲80分) 

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 日本は6月11日、広島のエディオンピースウイング広島でW杯アジア2次予選の最終第6戦となるシリア代表戦に臨む。

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