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【鹿島】ポポヴィッチ監督が新潟戦へ「スタイルをしっかり持ったチーム。最大値をしっかり出し切る」

新潟戦前日の練習で指示を送る鹿島のポポヴィッチ監督。(C)KASHIMA ANTLERS

サポーターにも呼び掛け。

[J1 18節] 鹿島 – 新潟/2024年6月16日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が6月15日、オンラインによる取材に応じて、このインターナショナルマッチウィークの2週間のチームの過ごし方、そして翌日のアルビレックス新潟戦に向けて抱負を語った。

 天皇杯2回戦の奈良クラブ戦(〇2-1)を新たな戦力を加えながら突破できたことで、チームの底上げにもつなげられた。

「誰が試合に出てもやっていることを変わりなく出せる。そのように一人でも多くできたほうが、もちろん連戦をこなしていくうえで有利になっていきます。そういうチームがしっかり結果を出して行くと思っています。その意味では、我々にとって、良い2週間になったと思います」

 その流れでリーグ再開戦、ホームで新潟を迎え撃つ。ポポヴィッチ監督は改めて、最大値を発揮することの大切さを強調する。

「これまで見せてくれることをやり切ることが大切です。そして試合では勝たなければいけません。勝つために全てを出し切る。そこにまたフォーカスし直して、闘います。試合ごとに成長した姿を見せられていると思います。どんな試合に対しても、自分たちの最大値を出し切っていくことを改めて再確認して臨もうと思います

 指揮官は新潟について、「共通理解が図れている、スタイルをしっかり持ったチーム。監督の松橋(力蔵)さんも(2022年から率いて)3年目で、やるべきこと、やりたいことが共有されていると感じます」と分析する。そして「J1で彼らのようなスタイルがあるのは素晴らしく、自由にやらせては危険なチームであり、我々の最大値をしっかり出して戦わなければいけません」と、いま追及する鹿島の戦い方に持ち込み、勝点3を獲得すると誓った。

 そしてアントラーズサポーターへ「2週間リーグ戦がなかったので、声の調子を整えて来てくれると思います。カシマスタジアムで、ためてきたエネルギーを発揮し、その声援を聞かせてください」と呼び掛けていた。

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 暫定2位の鹿島は11勝2分4敗の勝点35。前日勝利を収めたFC町田ゼルビアを3ポイント差で追う。一方、新潟は5勝4分8敗の勝点19で15位。

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