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【鹿島】師岡柊生「対戦した中で新潟のボールの動かし方が一番上手いなと感じた」

鹿島の師岡柊生。(C)KASHIMA ANTLERS

7試合連続先発し5勝2分と無敗継続。しかし決定機を決められずいまだノーゴール…「決めないといけない」。

[J1 18節] 鹿島 1–1 新潟/2024年6月16日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ18節、鹿島アントラーズが藤井智也の50分のゴールで追い付き、アルビレックス新潟と1-1で引き分けた。リーグ4連勝でストップしたが、これで9試合負けなし。

 師岡柊生(Shu MOROOKA)はリーグ戦7試合連続でスタメン出場し、前線に活力をもたらした。ただハーフタイムにチャヴリッチとの交代を告げられた。

 その交代策もチームの好調を支える要因の一つになっているものの、師岡自身になかなかプロ初ゴールが生まれずにいる。新潟戦での27分には、名古新太郎の左からのクロスにヘディングで合わせる決定機を作り出したが……ゴールならず。

 プロ2年目のアタッカーは試合後、「ああいうのを決めないといけないです。日頃からクロスに対して(逆サイドにいる)サイドハーフが入って行こうと言われているので。感触としては決まったと思ったけれど……。決められなかったのは運が足りなかったのかなと感じます。自分はもっていないのかなって(苦笑)」と悔やんだ。

 待望される初ゴール。師岡自身も「頑張ります」と、さらにゴールへの貪欲さを強めていた。

 この日は新潟の後方でしっかり揺さぶりながらビルドアップし、前線にボールが入るとスピードアップする攻撃に苦しめられた。

「後ろからつないでくる相手にどう対応するのか、ボールの取りどころをどうするのか。チーム全体としていまひとつ意思統一できず、試合のなかで修正しきれなかったことが今日の良くなかった点かな、と。一人で奪いに行ってもなかなか取れないため、チームみんなで協力しないといけないけれど、プレスのスイッチが入らず、後手後手に回ってしまったかなと感じます」

「ボールを取りにいっても取れないというのが続くと、足が止まってしまうし、そういう意味でも後手に回ってしまったかな、と感じます。今シーズン、僕がここまで対戦したチームのなかで新潟のボールの動かし方は一番上手いなと感じました」

 そのように、新潟から得るものも多かったと受け止める。

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 師岡が最近先発した試合は5勝2分と無敗が続く。そのスペースを突いて揺さぶるハードワークは、鹿島の貴重な武器になっている。次節は6月22日、アウェー埼玉スタジアムでの浦和レッズ戦だ。

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