【東アジアE-1選手権】なでしこジャパンが白星発進。田中美南が先制、岩渕真奈が決勝点。中島依美が2ゴールに絡む!
ゴールを決めた田中(11番)を笑顔で迎えるなでしこジャパンの選手たち。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
高倉体制、地元での初タイトル獲得へ幸先良いスタート。
[東アジアE-1選手権]日本 3-2 韓国/12月8日/千葉市蘇我球技場
なでしこジャパンが白星スタートを飾った――。高倉麻子監督のもと今年最後の国際大会に臨んだ日本女子代表が、韓国女子代表に3-2の勝利を収めた。
開始8分、左サイドバックの万屋美穂のオーバーラップからのクロスに、田中美南がヘッドで合わせて先制点を奪う。しかし17分、韓国にPKを与えてしまい、同点に追い付かれてしまう。
高倉監督は積極的に動いて、試合の流れを変えようと試みる。後半途中から中島依美、高木ひかるを投入。すると71分、CKから中島がチーム2点目を奪って勝ち越し。一時追い付かれたものの、83分、中島のミドルがバーに当たったこぼれ球を岩渕真奈が決めて、再び3-2とリード。なでしこジャパンが逃げ切り、勝点3を掴んだ。
なお第1試合は、北朝鮮が2-0で中国に勝っている。次戦、日本は11日に中国と対戦する。高倉ジャパンとして、地元・日本開催の国際大会初のタイトル獲得を狙う。