【サッカー日本代表】伊東純也の不起訴有力に谷原章介さん「週刊誌の責任がどうなっていくかも注目に」
伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
フジテレビ『めざまし8』で、もしも「この女性の主張が間違っているとなった場合…」。
週刊誌にを嘘を語ったとして女性二人を虚偽告訴罪で刑事告訴し、併せて損害賠償の民事訴訟を起こしていたサッカー日本代表のMF伊東純也(スタッド・ランス)を巡る件で、7月2日、伊東は準強制性交致傷容疑で、またA子・B子の女性二人は虚偽告訴罪で、それぞれ大阪府警から書類送検された。
警察から検察に伝える「処分意見」は、いずれも嫌疑不十分で起訴できないのではないかという趣旨と見られる。いずれも不起訴になる可能性が高い。
フジテレビの『めざまし8』は7月3日、この両者が書類送検されたことを報道。伊東の代理人弁護士が行った記者会見の内容などを伝えた。
番組内では、弁護士の若狭勝氏が両者のこうした状況を踏まえ、いずれも証拠が不十分であるため「不起訴」になる公算が高いと詳しく解説。今回のような男女間のトラブルなど個人間の問題では、本来”真実は一つ”なのだが、それを公的に証明することは難しく、曖昧なまま決着するケースも多いということだった。
今後は基本的に、民事での争いに持ち込まれる。そしてメインキャスターである俳優の谷原章介さんは最後に、「このあたりが虚偽告訴罪にあたる、もしくはこの女性の主張が間違っているとなった場合、もともとはこれを報じた週刊誌の責任がどうなっていくのか。そこも注目かもしれません」とコメントした。
1月のカタール・アジアカップ開催中に週刊誌で問題行動があったと報じられた伊東は、事実関係も分からぬなか、日本代表からの離脱を余儀なくされた。その直後、エース級の主力を思わぬ形で失い明らかに動揺の走った日本代表はベスト8で敗退を喫し、最強チームと言われたものの、アジア制覇の目標を叶えられなかった。
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伊東自身も1月以降は日本代表に招集されずにいる。一方、推定無罪の立場が尊重されるフランスでは、アジアカップのあと合流したスタッド・ランスで伊東はレギュラーとして好パフォーマンスを披露。2023-24シーズンはフランス1部リーグ(リーグ・アン)で31試合・3得点・7アシストを記録した。