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【鹿島】湘南戦、チャヴリッチ復帰か。ポポヴィッチ監督「大きな効果を期待できる」「メディカルスタッフと相談して最終的に決めたい」

チャヴリッチ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

鈴木優磨への高い“依存”、「チャッキーがいる、(田川)亨介がいる、となれば、相手に与える脅威は変わってくる」。

[J1 32節]湘南 – 鹿島/2024年9月28日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が9月27日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでの湘南ベルマーレ戦に向けて決意を示した。

 現在リーグ戦は5試合未勝利にある。そして25日の天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦はエースの大迫勇也や武藤嘉紀をメンバー外にして完全ターンオーバーしてきた相手に、0-3の完敗を喫した。

 そのなかで負傷からの復帰が待望されるFWアレクサンダル・チャヴリッチの状態について質問を受け、指揮官は湘南戦でのメンバー入りもあり得ると語った。

「チャッキー(チャヴリッチ)は先週からチームに合流して、トレーニングをこなしています。チャッキーにとって大切なのは、ただチームと一緒に練習することではなく、5分でも、10分でも、15分でも、彼の力を発揮できる状態にあるのかどうかです。それが試合で起用されるかどうかの判断基準になってきます」

 ポポヴィッチ監督としても、最前線の鈴木優磨への高い“依存”を認め、プレッシャーが分散されるとともにゴールを奪えるもう一人の柱がいれば、大きな力になるとともに流れも変わるはずだと期待する。

「チームにチャッキーがいる、(田川)亨介がいる、となれば、相手に与える脅威は変わってきます。(鈴木)優磨へのプレッシャーも分散できます。非常に大きな効果が期待できます。いま彼一人前線で体を張ってくれています。隣にそういったことをできる選手がいれば、チームとしての流れがガラッと変わるのは間違いありません」

 ただし再び長期離脱するリスクもおかせない。ポポヴィッチ監督は「(チャヴリッチは)今日のトレーニングもチームと一緒にこなしています。試合に出られる状態かどうかメディカルスタッフと相談して最終的に決めたいと思います」と、遠征メンバーに帯同するかどうかの明言は避けた。

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 リーグ戦の大逆転優勝へ。わずかに残る望みをつないでいくためには、救世主の登場が待たれる。チャヴリッチ、あるいは田川の湘南戦での復帰はあるのだろうか。

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