【鹿島】内田篤人の「申し子」安西幸輝がポルティモネンセに移籍!

鹿島の安西幸輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

クラブ間の合意に達する。「運命」の1年半を経て、24歳で海外挑戦へ。

 鹿島アントラーズは7月9日、DF安西幸輝がポルトガル1部のポルティモネンセSCに完全移籍することで、クラブ間の基本合意に達したと発表した。現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる。

 安西は1995年5月31日、兵庫県出身。172センチ、64キロ。これまでのキャリアは、戸塚FCジュニア(埼玉)―東京ヴェルディジュニア―東京ヴェルディジュニアユース―東京ヴェルディユース―東京ヴェルディ―鹿島アントラーズ。

 これまでの通算成績は、J1リーグ43試合6得点、J2リーグ150試合6得点、J1昇格プレーオフ1試合0得点、Jリーグカップ通算4試合0得点、天皇杯通算7試合0得点、AFCチャンピオンズリーグ17試合0得点、FIFAクラブワールドカップ3試合0得点。日本代表2試合0得点。

 安西は次のようにコメントしている。

「この度、ポルティモネンセに移籍することになりました。まず、シーズンの途中にチームを
離れることになり、申し訳ありません。

 僕自身、今年で24歳になり、年齢的にも海外への挑戦はラストチャンスだと思い、決断しました。去年、鹿島アントラーズに加入して、選手としてはもちろん、人間としても、ものすごく大きく成長できました。ただ、成長できたのは、チームメイト、監督、スタッフ、そしてサポーターの皆さんの力があってこそです。本当に感謝してます!

 そして、1年半前はJ2でプレーしていた自分がACL制覇、クラブワールドカップ、日本代表と経験し、ここまで来れたのは鹿島アントラーズというクラブのおかげです。海外へ出て行くからには必ず活躍し、日本を代表するサイドバックになって皆さんに成長した姿を
見せたいと思います!1年半ありがとうございました!!」

 小学6年生の時、鹿島ハイツスポーツプラザで行われた関東トレセンに安西が参加し、そこに鹿島で活躍していた内田篤人と興梠慎三がゲストとして訪れた。そして練習後の質問コーナーで、安西が挙手すると、内田に指名された。安西によると、そこで内田から「安西くん、すごい。その姿勢がまずサッカー選手としても大切」と言われた。

 安西は名前を呼ばれ、しかも褒められたことで感動。安西にとってそこから内田が”憧れの存在”となって追い掛けてきたという(何を質問したかは忘れたそう)。

 まさに運命だったのかもしれない。

 同じサイドバックとして、1年半、鹿島のユニフォームを着てともに戦った。在籍期間は確かに短かったが、常に危機感を抱きながら、急速に突き抜けていった。

 内田篤人の「申し子」とも言える安西の、さらなる飛躍を楽しみにしたい。

 そしてJリーグは後半戦に突入する。安西が抜けたことで、今度は内田の力がより一層、鹿島で必要となってくる。

2018シーズンの新体制発表で並ぶ内田篤人(2番)と安西(32番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

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[文:サカノワ編集グループ]

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