【神戸1-0浦和】頭を蹴られ裂傷…ホイブラーテン、一度立ち上がるものの交代に
浦和のホイブラーテン。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
攻撃の形をほとんど作れず…。
[J1 32節] 神戸 1–0 浦和/2024年9月28日19:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグ32節、ヴィッセル神戸 – 浦和レッズの一戦、浦和のDFマリウス・ホイブラーテンが後半途中に頭部を蹴られて裂傷を負い交代を余儀なくされるアクシデントが起きた。
試合は神戸のペースで進んだ。16分に初瀬亮のコーナーキックに武藤嘉紀がヘッドで合わせて先制。そのあと、関根貴大のハンドでPKのチャンスも掴んだが、宮代大聖のキックはGK西川周作にセーブされる。
そして1-0で推移した80分過ぎだった。浦和ゴール前の競り合いで、浮いたボールを佐々木大樹振り向きざまに足を振り上げてボレー。この足が競り合ったホイブラーテンの頭部を襲い、顔面に裂傷を負う……。
ホイブラーテンはピッチで治療を受けて、頭部にテーピングを巻いて一度は立ち上がった。しかし、顔がひどく腫れていて、頭部も痛むようでプレー続行できないと判断。再びピッチに倒れ込み、佐藤瑶大との交代を余儀なくされた。
復帰した原口元気が10年ぶりに先発した浦和だったが、なかなか攻撃の形を作れず。ホイブラーテンの踏ん張りに応えたかったが……。
試合はそのまま神戸が勝点3を獲得し、2位に浮上した。首位のサンフレッチェ広島とは1ポイント差。