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【移籍】リバプール遠藤航が放出リストに。来年1月、新たな『6番』獲得を目指し「スロットは平均年齢を下げたい」

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

現地メディアが報じる。これまで公式戦の先発は1試合のみ。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが来年1月に開く冬の移籍マーケットで、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF遠藤航の放出を検討し、新たな6番タイプの補強を行いたい意向だという。『フットボール・インサイダー』が10月4日に報じた。

 アルネ・スロット体制下で遠藤はこれまで公式戦3試合、先発はカラバオカップのウェストハム・ユナイテッドFC戦の1試合のみ、あとはプレミアリーグとUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のアディショナルタイム1分間ピッチに立っただけで、出場時間84分にとどまっている。同メディアは「31歳の遠藤を1月に売却し、その資金で新たな若い6番タイプの選手獲得を検討している」と報じている。

 また、22歳のライアン・フラーフェンベルフがボランチのポジションで飛躍を遂げており、スロット監督はさらなる若返りを図ってチーム内の競争を促した意向があるというのだ。

 リバプールは今夏、ボランチの補強を優先課題としていた。そして久保建英のチームメイトであるスペイン1部レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ(25歳)の獲得で個人合意に至っていたものの、契約締結目前で破断となった。

 それでもシーズンが開幕すると、フラーフェンベルフが急激な進化と対応力を発揮。むしろスロットの目指すスタイルがより体現される形で、試合をこなすごとにチームの魅力や特長も増している。

 攻撃的ボランチ2枚を並べる布陣が、果たして上位陣に通用するかはまだ未知数ではある。ただ、いずれにせよ、そのスタイルをベースにしながら、決して層が厚いとは言えない中盤で、競争力のあるタレントを補強していくことになりそうだというのだ。

 一方、遠藤はプロキャリアでこれほどベンチ生活が長かったことはない。ただ、森保一監督は3日の日本代表メンバー発表の記者会見の席で、「(遠藤の状態について)ひと言でいうと心配していません。日常から世界選抜のようなチームメイトとしのぎを削りながら高いインシティの中でトレーニングしています。試合に向けてのコンディションは整えてこれていると思います」と、日本代表キャプテンに全幅の信頼を置いていた。

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 もちろんリバプールとは2027年6月まで契約を結んでいて、まず今シーズンは戦い抜くことも考えられる。一方で今夏もオリンピック・マルセイユから正式オファーが届いたというだけに、戦力として欲しているクラブは少なくない。あるいは古巣VfBシュツットガルトやブンデスリーガへの復帰など、いくつか選択肢もありそうだが……果たして!?

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