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【CL】南野拓実が”ハットトリック未遂”の2ゴール! なぜ先制点は喜べなかった? レッドスターに5-1大勝

南野拓実。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

日本人選手のCLドッペルは2016年のドルトムント香川真司以来。

[CL リーグフェーズ 3節]モナコ 5-1 レッドスター/2024年10月23日(現地22日)/タッド・ルイ・ドゥ

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ3節、ASモナコのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW南野拓実(Takumi MINAMINO)がレッドスター・ベオグラード戦で2ゴールを決めて、チームを5-1の勝利に導いた。モナコは新方式になった今大会、2勝1分と無敗をキープしている。レッドスターは3連敗。

 南野は開始20分、オフサイドラインぎりぎりで抜け出して、GKの脇を抜けるショットを突き刺して先制点をもたらした。オフサイドと判定されてもおかしくないタイミングだったが、離れたサイドにいた選手とほぼ並んでいて、VARの介入もあったなか副審の判定した「オンサイド」が支持された。

 そのあと27分にPKで同点にされる。それでもモナコは前半アディショナルタイムにスイス代表FWブレール・エンボロの一撃、54分にはウィルフリード・シンゴのスーパー弾丸ロング弾で、3-1と突き放してみせる。

 そして70分、ショートカウンターを発動させると、相手を翻弄したあとのエンボロのパスを南野が沈めて、4-1と試合を決めるとともに、自身2ゴール目を奪ってみせた。90+6分には、マグネス・アクリウシェがチーム5点目! そのシュートコースには南野がいて(ラストパスも南野)、少し触れていたらハットトリックだったが……フランス代表候補である22歳のゴールを引き出す形となった。

 日本人選手のCLでの2ゴールは、2016年11月25日のグルプステージ5節、ボルシア・ドルトムントに所属していた香川真司がレギア・ワルシャワ戦(〇8-4)で記録して以来二人目。

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 南野は今季CL3試合・2得点、公式戦通算10試合・3得点。

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