【浦和】J1残留ほぼ確実にする柏戦勝利。スコルジャ監督「サポーターのアメイジングな応援が、たくさんのプラスのパワーを与えてくれた」
浦和のスコルジャ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「最後の最後まで得点を求め、土壇場で運が味方してくれました」
[J1 25節]浦和 1–0 柏/2024年10月23日19:30/埼玉スタジアム
荒天により中止・延期され、J1残留争いの大一番となった25節、浦和レッズがチアゴ・サンタナの後半アディショナルタイム90+10のPKによるゴールで、柏レイソルに1-0の勝利を収めた。浦和は勝点42に伸ばし、磐田と7ポイント差にした。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は試合後、「非常に重要な勝点3を得ることができました。このようなプレッシャーのかかる試合では、メンタルが大事になり、選手たちはそれをしっかり見せてくれました」と称えた。
「固い守りはできましたが、柏もアグレッシブだったので、ビルドアップの面で苦しみました。そのなかでもゲームコントロールしようとトライするなか、チームワーク、チームスピリットが見られました。最後の最後まで得点を求め、土壇場で運が味方してくれました。最近では突き放されてきた展開でしたが、今日の選手たちの努力には感謝したいです」
この日は浦和レッズレディースのメンバーが選手を出迎えるなど、まさに総力戦で挑んだ。そして最後は『We are Diamonds』を選手・サポーターが一つになって歌った。
指揮官にとっても、復帰後ホーム初勝利に。スコルジャ監督は「素晴らしい雰囲気のなかでプレーできました。サポーターが本当にアメイジングな応援をしてくれたお陰で、チームにたくさんのプラスのパワーを与えてくれました」と、まさにクラブ一丸の勝利だと喜んだ。
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戦い方にはまだまだ課題が多い。それでも、まず、J1残留をほぼ確実にしたと言える勝点3をゲットした。