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【浦和】『10番』中島翔哉がトップ下で起点となってPK誘発「あのようなチャンスをどんどん作らないと」

浦和の中島翔哉。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

スコルジャ監督のため「残り試合、感謝の気持ちをプレーで表現したい」。

[J1 33節]浦和 2–3 福岡/2023年11月25日14:00/埼玉スタジアム

 浦和レッズの元日本代表MF中島翔哉がアビスパ福岡戦でトップ下として先発出場し、57分にエカニット・パンヤと交代するまで前線の起点となってパスからPKを誘発するなど躍動した。しかしホーム最終戦を白星で飾れず、試合後は「Jリーグのホーム最終戦とあって勝ちたかったので、すごく残念です」と悔しそうに語った。

 この日は4-2-3-1のトップ下でプレー。センターフォワードのホセ・カンテとの距離感もよく、前線の連動性あるプレーから何度かチャンスを作っていった。

「練習から相手の裏へ抜ける動きをたくさん要求されていたので、それをやろうとしました」

 そして15分、ホセ・カンテへのクサビで起点となったあと、中島から明本考浩へパス。明本に相手の足がかかったとして、VARを経てのファウル判定でPKを獲得した。

「あのようなチャンスをどんどん作らないとなと思っていました。あの1点だけでなく、2点、3点と取れるように狙っていたので、出ているうちにそれができればと思います」

「Jリーグ優勝の目標を達成できず、すごく申し訳ない気持ちはあります。あと1試合あるので、その試合も大切にしていきたいです」

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 マチェイ・スコルジャ監督の今季での退任も決定。指揮官から期待されてこの夏に加入した『10番』は「このチームに来ることができたのは監督のお陰なので、残り試合、感謝の気持ちをプレーで表現したいです」と、リーグ最終節の北海道コンサドーレ札幌戦、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の2試合、そしてクラブワールドカップ……残り試合への意欲を示した。

Posted by 塚越始

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