ドイツTV番組が川崎Fの育成出身MF横田大祐を大々的にピックアップ、ブンデス2部カイザースラウテルンの大特集で
カイザースラウテルンの横田大祐。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)
名門復活のキーマンとして、サポーターからの期待をうかがわせる。
ドイツの公共放送SWR(南西ドイツ放送)の『スポーツマガジン』は11月3日、ドイツ・ブンデスリーガ2部1.FCカイザースラウテルンを大特集し、マルクス・アンファンク監督(Markus Anfang)がゲスト出演し、サポーターも観覧席で見守るなか、チーム状況や今季の展望などを語った。そのなかで今季KAAヘントから期限付き移籍で加入した横田大祐 (Daisuke Yokota)がキープレイヤーとして大々的に紹介された。
二度のブンデスリーガ優勝の実績がある名門カイザースラウテルンだが、一時3部リーグにまで降格し4シーズンを戦った。そして2部復帰2シーズン目、これまで勝点16の10位につけて昇格争いに食らいついている。
そのなかで川崎フロンターレの育成組織出身である24歳の横田はこれまで右ウイングを主戦場に、トップ下、左MFでプレー。攻撃にアクセントを与えて、リーグ6試合・1得点・3アシスト、公式戦通算14試合・2得点・5アシストを記録している。
今回の特集の中で、横田がキーマンとしてピックアップされ、サポーターからも大きな期待を集めていることがうかがえた。アンファンク監督は横田について、いまピッチ上のみならず、様々な面で適応しているところであり、さらにその能力を発揮していくはずだと評価していた。
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放送当日に行われた日本代表選出歴のある伊藤達哉の所属する1.FCマクデブルクとの対戦は2-2で引き分けた。横田は3-4-1-2のトップ下で先発出場し、89分に交代している。