【鹿島】鈴木優磨不在で京都戦へ。中後監督「我々にとって非常に重要な選手ですが…」。残り3試合、ターゲットはACL出場権獲得に
鹿島の中後雅喜監督。(C)KASHIMA ANTLERS
「ACLの出場権を必ず勝ち取る」
[J1 29節]京都 – 鹿島/2024年11月17日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA
J1リーグ鹿島アントラーズの中後雅喜監督が11月16日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでの29節・京都サンガF.C.戦に向けて抱負を語った。
鹿島は名古屋グランパスとスコアレスで引き分けて勝点58に伸ばしたものの、ガンバ大阪と2ポイント差の5位に順位を落としている。4位でフィニッシュできれば、天皇杯決勝の結果によっては、ACL2の出場権を得られる可能性がある。
中後監督は「(優勝の)可能性がなくなり非常に残念ではありますが、我々は前へ進んでいかなければいけないと話をしました。そのためにも京都戦はしっかりしたプレーをして、ACLの出場権を必ず勝ち取るということを、チームで共有しています」と語る。
そして現在勝点45で15位の京都について「前線の選手が強烈で、後ろの選手を含め全員がアグレッシブに前へ前へ向かってくるチームだと思っています。何をすべきかチーム全員で共有できているので、前へ強い相手に対して、それをしっかり出したいです」と、13試合・11ゴールと爆発するラファエル・エリアス擁する攻撃を警戒する。
今回は鈴木優磨が出場停止となる。指揮官は「彼は我々にとって非常に重要な選手ですが、いなくてもしっかりとした選手がいます。チーム全体で何をするかを共有できているので、そこは問題なくやれると思います」と言う。
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順延分の試合であり、この京都戦を終えると、残り2試合で他チームと並ぶ(浦和レッズ対川崎フロンターレ戦の後半は11月22日開催)。まず4位以内、できれば3位でのフィニッシュを目指すが、中後監督は「この京都戦はトーナメントのような気持ちで戦い、勝って帰ることが絶対条件。そのための準備をしているので、全員で戦って出せればと思います」と気を引き締めていた。