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【柏1-1神戸】VARで覆り劇的ゴール! 武藤嘉紀「これ以上大きな勝点1はない」。大迫勇也PK失敗も、オフサイドぎりぎり弾でドロー! 町田は暫定2位浮上

神戸の武藤嘉紀。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

北海道コンサドーレ札幌のJ2降格決定。

[J1 37節]柏 1-1 神戸/2024年11月30日14:03/三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ37節、首位のヴィッセル神戸が後半アディショナルタイム90+10分の武藤嘉紀のオフサイドぎりぎりのゴールで、柏レイソルと1-1で引き分けた。19位の北海道コンサドーレ札幌の来季J2降格が決まった。

 開始5分、コーナーキックからの木下康介のヘディング弾で、柏が先制する。そこからは神戸が攻めて、柏がカウンターで対抗する構図に。

 そして後半アディショナルタイム、ドラマが待っていた。神戸はVARの介入を経て、何度も繰り返していたジエゴの肘打ちのファウルでPKを獲得(ジエゴは2枚目のイエローカードで退場に)。しかし、大迫がこのキックを大きく上へ外してしまい失敗してしまう。万事休すかと思われた……。

 しかし、さらに神戸は攻撃を続ける。それでも大迫のヘッド弾はポストを叩く。そして90+10分、武藤が渾身のショットでついに同点に! と思われたが、副審が旗を上げてオフサイドの判定に。

 だがそこでVARの介入が入り、カメラの位置が微妙だったものの「オンサイド」に判定が覆る。神戸が土壇場で同点に追い付いてみせた。

 武藤は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで「もちろん勝ちたかったが、これ以上大きな勝点1はない」と胸を張った。

 神戸は首位をキープし20勝9分8敗の勝点69、一方、FC町田ゼルビアが京都サンガF.C.に勝利を収めて勝点66に伸ばして暫定2位に浮上、最終節での逆転優勝の可能性を残した。

 2位のサンフレッチェ広島(18勝11分7敗の勝点65)は12月1日、ホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

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 一方、勝点34の札幌は2連勝しても17位のアルビレックス新潟(勝点41)に届かないため、来季のJ2降格が決まった。ただし、ジュビロ磐田が勝利を収めたことで、新潟、柏はJ1残留を決められなかった。

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