【浦和-新潟】両チームが花道を作り引退する興梠慎三を送り出す。5万5千人超え大観衆はスタンディングオベーション!
浦和の興梠慎三。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)
キャプテンマークを巻いてCFで先発、63分にリンセンと交代。試合は見せ場も限られる凡戦でスコアレスドロー…新潟自力でJ1残留決定。
[J1 38節]浦和 0–0 新潟/2024年12月8日14:00/埼玉スタジアム
J1リーグ38節、浦和レッズ – アルビレックス新潟戦、今季限りで引退するFW興梠慎三がセンターフォワードとして先発し、63分に交代する際には両チームの選手たちが花道を作って送り出した。そして埼スタを埋めた5万5184人の大観衆からはスタンディングオベーションも起きた。
勝点1でJ1残留を達成できる新潟は慎重な立ち上がりで、シュートまで持ち込めず。一方、ホームチームは興梠がボールを収めて起点を作り、何度かチャンスを作り出す。が、決定的なチャンスは作り出せない。
そして4-2-3-1のCFで先発。この日はキャプテンマークを巻いて出場した興梠だったが惜しいチャンスはあったものの得点ならず。63分、ブライアン・リンセンと交代する際には、浦和と新潟の両チームの選手・スタッフが花道を作って、レッズの『30番』を送り出した。5万5000人を超える大観衆からも温かい拍手が送られた。
興梠は現役20年間J1リーグのみで戦い、リーグ18年連続ゴールを記録。浦和では、ルヴァンカップ、二度の天皇杯、そして二度のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルをもたらした。
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試合終盤には、同じく今シーズンで引退する宇賀神友弥も出場。しかし、両チームともに見せ場が限られる、ほとんど決定機のない凡戦となった。新潟は自力でJ1残留決定。