【浦和】興梠慎三「もう自分の力でチームを勝たせられない。自分自身にガッカリした」。宇賀神友弥はまさか原口元気に…
最終節のアルビレックス新潟戦後、取材に応じた浦和の興梠慎三(左)と宇賀神友弥。(C)SAKANOWA
新潟とスコアレスドロー。現役ラストマッチを振り返る。
[J1 38節]浦和 0–0 新潟/2024年12月8日14:00/埼玉スタジアム
J1リーグ38節、浦和レッズはアルビレックス新潟とスコアレスドローで引き分け、1ポイントを積み上げて勝点48に伸ばして13位でフィニッシュした。
この日キャプテンマークを巻いて挑んだ興梠慎三は4-2-3-1のセンターフォワードで先発し、63分にブライアン・リンセンと交代した。前半に迎えた決定機は惜しくもものにできず、次第にフィジカル的に消耗も感じられたなか……ノーゴールに終わった。
興梠は試合後の取材で、この日のラストパフォーマンスについて「期待に応えられず残念に思いますし、自分の力で勝たせることはできないと感じました。もっとできると思っていただけに、自分自身にガッカリしています」と振り返った。
浦和の『30番』はJ1記録となる18年連続ゴールを今季記録。「そう簡単にゴールを決められない。これまでは数少ないチャンスを決めてきましたが、今日は決め切れませんでした。難しいシーンでしたが……決めたかったです」と悔やんだ。
また、宇賀神友弥は「もう少し感慨深くなるのかなと思っていたのですが、最後も原口(元気)が怒って出てきたので、そういう感じにはなりませんでした」と苦笑いを浮かべ、もうすでにロッカールームでは、この日の試合の反省を踏まえて来季を見据えている選手もいたということだ。
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そして浦和レッズとは? と問われると興梠は「自分を成長させてくれた。まだまだ未来のあるチーム」、宇賀神は「僕にとって人生です」と語った。