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【鳥栖1-2浦和】レッズが「鬼門」駅前スタで通算3勝目!通算勝率やっと2割5分に

浦和の岩尾憲。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2015年・2020年に続き、いずれもナイトゲーム。

[J1 19節] 鳥栖 1-2 浦和/2023年7月1日19:05/駅前不動産スタジアム

 J1リーグ19節、浦和レッズがアウェーでのサガン鳥栖との一戦、ホセ・カンテと岩尾憲のゴールで2-1の逆転勝利を収めた。浦和はリーグ2連勝で9試合負けなし。一方、鳥栖は8試合ぶりの黒星に。

 浦和が今季リーグ戦、最後に敗れていたのが、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を果たした直後に組まれた5月10日のホームでの鳥栖戦(●0-2)だった。

 そして今回迎えたのが、「鬼門」である駅前不動産スタジアムでの一戦だった。

 開始7分に長沼洋一に先制点を決められる嫌な流れの立ち上がりに。しかし直後の11分、カンテのニアを貫く一撃で同点に。そして38分、岩尾の意表を突くセットプレーからのロングシュートで逆転! この1点を守り切り、レッズが3ポイントを持ち帰ることに成功した。

 今回がようやく駅前スタでの通算3回目の勝利に。通算成績は3勝3分6敗。勝率は2割5分に上がった。

 これまでの勝利は、2015年5月30日の6-1(得点者:武藤雄樹、柏木陽介、興梠慎三、ズラタン2ゴール、梅崎司)での逆転勝利、そして2020年10月10日の1-0(得点者:汰木康也)。

 最初の白星から2勝目まで5年かかったが、今回は3年で達成。あまりいい印象の残っていなかった駅前スタだが、今後は縁起のいいスタジアムになっていくか。ちなみに、3勝いずれもナイトゲームだったのは興味深いデータでもある。

 鳥栖相手に自信を深められる勝利にもなった。浦和はこれで今季リーグ10勝6分3敗(27得点・15失点)の勝点36で暫定4位。明日試合のある首位・横浜F・マリノスと3ポイント差に迫った。

 次節は7月8日、ホームでのFC東京戦だ。

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