【浦和】ACL決勝チケットの高額転売は禁止「特定した場合、しかるべき措置」
ACL準決勝・広州恒大戦、浦和サポーターがゴール裏を彩ったコレオ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
クラブは「非常に残念」と転売者の特定を進める。
浦和レッズは11月5日、「ACL決勝における、インターネット等によるチケットの転売について」と題し、11月24日に埼玉スタジアムで行われるアジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝アル・ヒラルとの第2戦のチケットについて、インターネットオークションで高額転売されているケースが発覚したことから、「『チケット不正転売禁止法』により有償での譲渡は絶対におやめください」と呼び掛けている。
クラブは転売で購入したチケットで入場しようとした場合、あるいは入場した場合、チケットを無効化して入場を断る場合があると警告。「転売者が特定された場合は、しかるべき措置を含め対応する」と強調している。
浦和はクラブの公式サイトで次のように呼び掛けている。
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11月24日(日)に埼玉スタジアムにて開催される、AFCチャンピオンズリーグ2019(ACL)決勝 第2戦のホームゲームチケットは、現在REX TICKET先行販売中となっております。
2017年ACL決勝でチケットの高額転売が多発したことを受け、購入回数・枚数の制限の設定等をしておりますが、インターネットでチケットが高額で転売されていることを確認いたしました。
非常に残念でなりません。
チケット不正転売禁止法施行に伴い、浦和レッズの同意なく、業としてチケットを有償で譲渡することは絶対におやめください。
また、浦和レッズでは、『浦和レッドダイヤモンズ サッカー試合運営管理規程 第8条(転売等の禁止)』に則り、「何人も第三者に対し、主催者または主管者の許可を得ることなく、入場券を転売(インターネットオークションを通じての転売を含む)その他の方法で取得させてはならない」としております。
チケットの転売行為が判明した場合は、購入済みのチケットを無効とし、入場をお断りする場合がございます。
現在クラブは転売者の特定を進めております。
転売者が特定された場合は、しかるべき措置を含め対応してまいります。
クラブからみなさまに転売防止について、情報提供のご協力をお願いする場合がございますが、その際はご協力していただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。
一人でも多くの方に、試合当日スタジアムでサポートをしていただき、感動を分かち合うことができるよう、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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アル・ヒラルとのACL決勝は11月9日(日本時間10日1時30分)にサウジアラビアのアウェーで第1戦、11月24日19時から埼玉スタジアムで第2戦が行われる。
あるオークションサイトでは11月6日午前8時現在、この試合のチケット2枚が「4万40000円」で転売されていた。
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[文:サカノワ編集グループ]