J3昇格の高知、秋田豊氏が監督就任。吉本岳史前監督は新潟コーチに
秋田豊氏。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
情熱はあるだけに…果たして、どのような相乗効果が生まれるのか。
2025シーズンにJFLからJ3リーグへ昇格する高知ユナイテッドSCは12月22日、いわてグルージャ盛岡の監督や社長を務めた秋田豊氏(Yutaka AKITA)が監督に就任すると発表した。昇格に導いた吉本岳史監督は退任し、アルビレックス新潟のコーチとなることが確実視される。
秋田氏は1970年8月6日生まれ、愛知県出身の54歳。現役時代は、鹿島アントラーズ ― 名古屋グランパス ― 京都サンガFC。通算成績は、J1リーグ391試合・23得点、J2リーグ14試合・0得点。サッカー日本代表として、1998年・2002年のFIFAワールドカップ日本代表。 国際Aマッチ通算44試合・4得点。
指導歴は京都サンガFCコーチ、京都監督、東京ヴェルディコーチ、町田ゼルビア監督、岩手監督。
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Jリーグ初挑戦という勢いがありフレッシュな高知だが、選択したのは人望はあるものの指導者としてはJリーグでなかなか結果を残せずにいた秋田氏――。その情熱は評価される。この決断が果たして、どのような相乗効果を生みプラスに働くのか。