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【移籍】セルティック古橋亨梧はそれでもレンヌに行くのか? 2部降格危機、サンパオリ監督就任後7敗

古橋亨梧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

正式発表はまだだが…。

 スコットランド1部セルティックFCのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW古橋亨梧(Kyogo FURUHASHI)がフランス1部スタッド・レンヌに電撃移籍することが決定的と言われてきたなか、1月26日まで、まだ契約は締結されていない。25日のASモナコ戦は2-3で敗れ、レンヌはついに入れ替え戦枠の16位に順位を下げた。

 古橋は23日にフランス入りし、あとはメディカルチェックをパスし、契約書にサインをすれば加入決定と報じられた。実際、補強を懇願したホルヘ・サンパオリ監督も、モナコ戦で数分間でもいいのでプレーしてもらいたいと意向を示していた。

 しかし、結局、まだサインには至っていない。あとはセルティックのゴーサインを待つだけなのか、ジョタの復帰を絡めてのオペレーションの影響か、あるいは何かしらメディカルチェックで問題があったのか、他に障害があるのか……。そのあたりは分からないものの、いずれにせよ、間もなく正式発表されるのではないかとも言われる。

 一方、現地メディアでは、就任以降7敗を喫していて、まだ年明けから白星のないサンパオリ監督の手腕を疑問視する声がさっそく渦巻いている。その指揮官から請われ救世主と期待される古橋ではあるが、果たして、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)でベスト16入りをも狙えるセルティックから移籍するメリットがあるのだろうか。

『デイリー・レコード』は、すでにフランスでは古橋を迎える歓迎会も開かれたと伝えている。当初はフランス入りから24時間以内で契約が締結されると言われていただけに、「謎も多い」と首を傾げる。また、セルティックが後任ストライカーを確保できるかどうかも気になるポイントに挙げる。

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 セルティックのブレンダン・ロジャーズは、去る選手は追わない意向だという。とはいえ、アンジェ・ポステコグルー政権から一時代を築いたエースストライカーであり、チームのために走り続けてきた選手であるはずだが……。ここからどのような展開が待っているのだろうか。