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リバプール遠藤航が現在の心境を激白「常に挑戦している。たとえ5分、10分しかプレーできなくても」

遠藤航。(C)SAKANOWA

クローザーの地位を確立しつつあるなか、今週はアストン・ヴィラ、マンチェスター・シティとの連戦へ。

[プレミアリーグ 25節] リバプール 2-1 ウルヴス/2025年2月16日/アンフィールド

 イングランド・プレミアリーグ25節、リバプールFCがホームでウォルバーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルヴス)に2-1と、公式戦3試合ぶりの勝利を果たした。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF遠藤航(Wataru ENDO)は1点差とされた直後の71分から途中出場して逃げ切りに貢献。リバプールのスポンサーであるカールスバーグが選定するマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。

 その遠藤が試合後、リバプール公式サイトのインタビューに登場。控えが続くなかで掴んだチャンス、そこで結果を残せたことなどについて、その心境を吐露している。

 71分に投入された遠藤は、アルネ・スロット監督からウルブスの『10番』マテウス・クーニャに対し基本的にマンツーマンでマークし、自由に動かれても、必ず視界に入れて対応できるように指示を受けていたという。

 そして体を張った心のこもったディフェンスには、アンフィールド一体となった拍手と歓声が、遠藤の背番号「3」に降り注いだ。

「ファンもたくさん助けてくれました。いつものように素晴らしい雰囲気を作ってくれました。勝点3を掴むには、あのような瞬間がとても重要です。ピッチで自分が何をしなければならないかは分かっていますし、たとえ5分か10分しかプレーできなくても、とにかく最大限の力を発揮しようとトライしています」

 ピッチ内外で、リバプールのダイナモになっていることが伝わってくる。

「常に挑戦しています。かつてディフェンダーとしてもプレーしていたので、チャンスがあればいつでも力をチームのために使いたい。そのためにハードワークを続けるだけです。このクラブの一員であることを幸せに思うし、このクラブのためにまだ自分に何かができると感じています」

 リバプールはこのあとプレミアリーグの連戦に臨む。日本時間19日26時30分(20日4時30分)からアウェーでアストン・ヴィラFCと、同23日26時30分(24日1時30分)からマンチェスター・シティとの大一番が、いずれもアウェーで組まれている。

「今週は2試合あり、みんなが必要です。先発のみならず出場する選手全員が求められています。全ての試合に勝つことがとても重要で、そのために全力を尽くします」

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 重要な試合での”クローザー”という地位を確立しつつある。遠藤がきっとこの2試合でも必要とされる場面が訪れるはずだ。