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【移籍】リバプール遠藤航が明言、来季は…。北中米W杯まであと1年、出場機会減の日本代表キャプテンはどうする!?

日本代表の遠藤航。 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

冬にはウルヴス、フラム、シュツットガルトなどが興味を示したが…。

 サッカー日本代表MF遠藤航(Wataru ENDO)は2025-26シーズンもイングランド・プレミアリーグの王者リバプールFCに残留する意向であると、現地メディア『リバプール・エコー』が6月17日に報じた。

 同メディアは、32歳の遠藤が日本のイベントで語ったコメントを引用。契約が残っており、リバプールでプレーすることしか考えていないと強調していることを伝えている。アルネ・スロット監督のもとで担ったクローザーの役割も、プロとして責任を果たすことで掴んだ“ポジション”であり、遠藤はプライドを持っているということだ。

 遠藤はリバプールでの2年目となった2024-25シーズン、プレミアリーグ20試合など公式戦通算32試合に出場。ただし、プレミアリーグの先発は1試合にとどまった。

 ユルゲン・クロップ前監督が退任し、スロット体制では控えに甘んじた。スタメン起用はカテゴリーの落ちるカップ戦での対戦が目立った。

『トランスファーマルクト』によると、リバプールとの契約は2027年6月まで、あと2シーズン残っている。ちょうど1年後に北中米ワールドカップ(W杯)が控えており、日本代表のキャプテンは、リバプールの一員として臨むこと、あるいは、コンスタントに出場機会を得られる環境を臨むこと、どちらを優先するのかが注目されてきた。遠藤としては、契約を結んでいるリバプールでの戦いを優先したいという意向だ。

 冬のマーケットでは、残留争いに巻き込まれていたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)、フラムFC、さらには古巣のドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトなどが遠藤の獲得に動いていると噂された。ただ、その噂もこの夏のマーケットでは聞かれずにいる。

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 クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)のあとなど、今後のボランチの動向によっては、遠藤を必要とするクラブが出てくるか!?