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ヘタフェ監督が久保建英に求める「4つの仕事」とは?岡崎慎司との日本人対決でデビューか

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

大雪によりエルチェ戦の開催は微妙に。

 レアル・マドリードからヘタフェCFへの期限付き移籍が決定した日本代表MF久保建英だが、現地は大雪に見舞われていてチームは移動もできずにいる。10日に予定されていたアウェーのエルチェCF戦は1日延期された。しかし、トレーニングもできない状況であり、さらなる延期も協議されている。

 そのなかで、スペイン紙『マルカ』は、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が求める久保の役割についてのレポートを掲載している。

 指揮官は昨年の夏から「クオリティがあって、スピードのある若い選手を必要としている」と語っていた。まさにそのピースが久保であると期待を寄せる。

 まずはウルグアイ代表にも選ばれる32歳のダミアン・スアレスのサブになると予測。そこからレギュラー獲得を目指すことになるという。

 そのうえで「ヘタフェに彼のようなタイプはいなかった。ではボルダラスはクボに何を期待しているのか?」として、以下の4つを挙げている。

◎スピードを発揮すること
◎マッチアップで相手を剥がすこと
◎ペナルティエリアの端あたりでFKのチャンスを作り出すこと
◎精度の高いラストパス

 最終的には、それらをゴールに直結させることが求められる。ヘタフェの12得点(16試合)はリーガワースト。ベースである守備の強度を保ちながら、攻撃力を上げることが久保には求められる。

 また、FCバルセロナからカルレス・アレニャを獲得したこともあり、指揮官は4-4-2をベースにしてきたシステムを、4-2-3-1や4-1-4-1に変更する可能性もあると予測する。最前線にコロンビア代表クチョ・エルナンデス、そして久保がトップ下に入る“元マジョルカコンビ”を縦関係に配置するオプションもあり得るということだ。

 ヘタフェはこれまでスペイン1部リーグ、4勝5分7敗(12得点・17失点)で16位。久保は1月20日(日本時間21日3:00)に行われる岡崎慎司の所属するSDウエスカ戦での新天地デビューがあり得そうだ。

注目記事:“本職”で期待膨らむ一方、ヘタフェ久保建英に待ち受ける「困難」とは?スペイン紙が指摘

[文:サカノワ編集グループ]

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