アーセナルのウーデゴールをパリSGとバイエルンが狙う。メッシの後継者に
アーセナルのノルウェー代表MFウーデゴール。(Photo by Stu Forster/Getty Images)
チームは冨安健洋の負傷離脱など響きシーズン終盤に失速。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属するMFマルティン・ウーデゴール(Martin Ødegaard)は今季、これまでリーグ15得点・8アシストを記録するなど駆け抜け、ビッグスターの仲間入りを果たした。
チームは日本代表DF冨安健洋らの負傷離脱によりシーズン終盤に失速し、マンチェスター・シティに逆転されて2位に。キャプテンを務めてきた24歳のノルウェー代表アタッカーはまず残り2試合、勝利を収めることで、今季何度も起こしてきた奇跡に懸ける。
ウーデゴールは2025年6月までアーセナルと契約を結んでいる。『エル・ナシオナル』によると、フランス1部パリ・サンジェルマン、さらにドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンが獲得に関心を示しているというのだ。
パリSGはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団が決定的で、浮いた資金を活用しての補強を企てている。移籍金はレアル・マドリード時代の倍以上となる6500万ユーロ(約96億円)。するとバイエルンもこの“オークション”に名乗りを上げたというのだ。
もちろん紆余曲折を経て、ミケル・アルテタ監督のもと、ベストパフォーマンスが引き出され、ガナーズで充実した日々を送っている。ウーデゴールはアーセナルでのタイトル獲得、プレミアリーグ制覇に懸ける思いも強い。移籍の可能性は極めて低い。
一方、それだけの資金を得られるのであれば、アーセナルとしては可能性を排除しないとも言われる。まだ噂の段階に過ぎないものの、欧州制覇に本腰を入れるメガクラブがこの巨星に目をつけているのは間違いないようだ。