【バイエルン】伊藤洋輝がボーフム戦で先発か。コンパニ監督「ここでバランスを見つける」
バイエルンの伊藤洋輝。(C)Midori Ikenouchi
CLレバークーゼンとの連戦の最中。
[ブンデスリーガ1部 25節] バイエルン – ボーフム/2025年3月8日/アリアンツ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部25節、首位に立つFCバイエルン・ミュンヘンがホームで16位のVfLボーフムと対戦する。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のバイエル・レバークーゼンとの連戦が続くなか、ヴァンサン・コンパニ監督は公式会見で、ローテーション起用を示唆した。伊藤洋輝の久々の先発もあり得そうだ。
一時は最下位に低迷していた三好康児の所属するボーフムだが、入れ替え戦プレーオフ圏の16位にまで浮上。アリアンツ・アレーナで勝点を一つでも多く掴み取り、今後につなげようと臨んでくるに違いない。
コンパニ監督は7日に行った公式記者会見で、選手起用のローテーションについて、「現実として、我々のカレンダーは変わらぬ事実です。両方の試合で力を発揮するため、ここで良いバランスを見つけなければなりません」と答え、選手の大幅な入れ替えを示唆している。
レバークーゼンとのCL第1戦はハイテンションで臨み、そこから中3日だ。選手をより奮い立たせる意味でも、フレッシュな選手の起用が優先されそうである。
一方、コンパニ監督は昨シーズン、プレミアリーグでバーンリーFCを率いて残留争いをした経験を持つ。
「私は昨シーズン、残留争いをした経験があり、下位に位置するクラブがこのような週にどのような準備をしているかを知っています(ボーフムはカップ戦がなかった)。どの試合が重要かを決める余裕などありません。すべてのコーナーコック、すべてのデュエル、すべてのボールに集中しなければなりません。最初からビッグクラブらしいプレーをしなければならない。クオリティだけでなく、ピッチでの振る舞いでも。ただし、焦点は水曜日と変わりません」
そのように、いずれにせよ相手を上回る気迫を求める。
伊藤洋輝は直近のレバークーゼン戦では出場機会を得られなかった。先発でチャンスが巡ってくるとすれば、アルフォンソ・デイヴィスがケガがちとあって左サイドバックが有力視されるが、もしかすると、アキレス腱痛を抱えるキム・ミンジェに代わるセンターバックでの起用もあり得る。
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バイエルン対ボーフム戦は日本時間3月8日23時30分から行われる。