【浦和】トルコ代表FWジェンク・トスンとの交渉難航か。希望の契約年数で隔たり
トルコ代表でのトスン。※トスンのインスタグラム(@cenktosun)より
レッズは1.5年、トスンは2.5年を求める。
J1リーグ浦和レッズが獲得を目指して「合意」に至ったと言われたフェネルバフチェSKに所属するトルコ代表FWジェンク・トスン(Cenk Tosun)だが、3月8日時点で正式契約に至っていない。また、両者の希望する契約年数に隔たりがあり、交渉は難航しているようだ。
トスンは1991年6月7日、ドイツ・ヘッセン州生まれの33歳で、ドイツとトルコ国籍を持ち、トルコ代表でのプレーを選択。身長は183センチ。生粋のストライカータイプで、EURO2024では2試合・1得点を記録している。
これまでトルコメディアでは、「トスンは浦和レッズへ移籍することで条件面で合意に至った」などと報じられてきた。ただ、交渉はまだかなり初期段階にあるようだ。
そうしたなか『アス』の記者を務めるトルコ人のムスタファ・オズグル・サンカル記者が3月7日、エックス(@mozgursancar)で、浦和は1.5年、トスン側は2.5年の契約年数を主張していると伝えた。浦和が2年半契約に合意すれば、このディールは締結されるということだ。
トスンは今季これまでリーグ7試合・1得点、公式戦通算17試合・2得点で、先発はわずか2試合である。2026年6月までフェネルバフチェとは契約を結んでいて、移籍金も発生する。今年34歳になることを考えると、確かに約3年の契約はリスクも大きい。
トルコでは先を急いで「合意」と報じる傾向がある。浦和との間で動きがあるのは確かなようだが、まだクリアすべき壁はいくつもありそうだ。
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Jリーグの冬の移籍ウインドーは3月26日まで開いている。その後でもフリートランスファーの選手は獲得可能だ。