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【札幌】徳島から劇的弾でホーム初勝利、岩政監督「この戦いを残り30試合すれば、なんでも起こせる選手たちです」

岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

家泉のゴールに「時が止まった」。

[J2 8節] 札幌 1-0 徳島/ 2025年4月5日14:03/大和ハウス プレミストドーム

 J2リーグ8節、北海道コンサドーレ札幌が90+5分の家泉怜依のジャンプヘッド弾で徳島ヴォルティスに1-0の勝利を収めた。これが待望の今季ホーム初勝利となった。

 大和ハウス・プレミストドーム(札幌ドーム)で初めて勝利を味わった札幌の岩政大樹監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「時間が掛かってしまって申し訳なかったという気持ちです」と振り返り、喜びを噛み締めた。

「選手たちと一緒で、苦しかったです。ただ、今日はゼロ・ゼロ(スコアレスドロー)で終わったとしても、選手たちを褒めようと思っていました。それぐらいの試合をしていましたし、これを続けていければ、彼らは成長していけると感じました」

 相手に退場者が出たあと、90+5分、長谷川竜也からのクロスを185センチのDF家泉が叩き込んだ。指揮官は「時が止まったようだった」と言う。

「皆さんと同じだったかもしれません。時が止まったというか、これは吸い込まれるなと思ったら入りましたし、僕も何度か経験した形でした。懐かしくもありました」

 これで3勝5敗と盛り返してきた。岩政監督は「今週やってきたことを選手たちは出してくれました。この戦いを残り30試合すれば、なんでも起こせる選手たちだと思います」と、ファイトを90分間続けた選手たちをたたえた。

 次節は4月12日、アウェーで水戸ホーリーホックと対戦する。

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「この熱量、強度をあと30回続けられるかどうかです。それは簡単ではありませんが、毎試合、選手たちといい準備をして、あと30回やりたいと思っています」