【横浜FM 2-3 清水】逆転弾の乾貴士が指摘した横浜F・マリノスの“問題点”「脆いところがあると言いますか」
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
6月で37歳になるドリブラーが、まるでプロキャリアをスタートさせた古巣へアドバイスを送るように――。
[J1 12節] 横浜FM 2-3 清水/2025年4月16日19:03/日産スタジアム
J1リーグ12節、清水エスパルスが横浜F・マリノスとの一戦、後半に追加点を奪われるなど2点先取されながら、54分から3ゴールを奪って劇的な逆転勝利を収めてみせた。
82分に衝撃的な逆転のミドル弾を決めてみせたロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表の乾貴士は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、横浜FMの狙い目について、こんなことを語っていた。
ミッドウィークを挟む連戦とあって、浦和レッズ戦に続く今季二度目のベンチからの途中出場になったドリブラーは、「マリノス自体は前(前線)に個性のあるすごく素晴らしい選手が揃っているのですけれど、守備のところでは脆いところがあると言いますか、隙がたくさんあったので、そういうところで自分が前へ向いて仕掛けることで、さらに崩せるかなと思っていました」と、バランスを一つ崩せれば攻略できると感じたということだ。
「そこは前半見ながら、すごく感じていたので、後半立ち上がりからそれをすごく意識していました」
今年6月で37歳になる永遠のドリブラーは、プロキャリアをスタートさせた古巣へ、まるで助言をするようにそう指摘していた。
1試合消化が多い暫定だが、清水は4勝3分4敗の勝点15で10位。20日にはホームで首位のアビスパ福岡と対戦する。
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一方、20日のアウェーでの浦和レッズ戦のあとAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのファイナルステージ(準々決勝~決勝/クリスチアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルと対戦)に臨む横浜FMは、J1リーグでは1勝5分5敗の勝点8で19位に低迷したままだ。