【横浜FM 2-3 清水】「シビレ切らした」乾貴士が決勝ミドル弾! 0-2から大逆転勝利…永戸勝也は涙
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
マリノスは降格圏からの脱出ならず。
[J1 12節] 横浜FM 2-3 清水/2025年4月16日19:03/日産スタジアム
J1リーグ12節、清水エスパルスが乾貴士の決勝ゴールで、横浜F・マリノスに2点先取されながらも、3-2の逆転勝利を収めてみせた。
横浜FMが25日からサウジアラビアで開催されるAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのファイナルステージに進んだことで、このミッドウィークに試合が組まれた。
開幕からリーグ戦では噛み合わずに苦しむ横浜FMは、29分に遠野大弥のゴールで先制。さらに51分、植中朝日の一撃でリードを広げる。
しかし選手交代しながら、清水が反撃。54分、中原輝の直接フリーキック弾で1点差に。この一発で清水に流れが来た。
すると71分、オウンゴールで同点に。さらに82分、交代出場した乾がミドルを突き刺して、逆転に成功した。
乾は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「パスを出しても、なかなかリターンが来なかったので、シビレを切らしてシュートを打ちました(笑)。キーパー(朴一圭)もポジショニングが少し甘く感じ、パスを想定していたのかなと思いました」と振り返った。
横浜FMのスティーブ・ホーランド監督は試合後、しばらく呆然とピッチ脇で立ち尽くし、ゴール裏のサポーターから声援を受けた永戸勝也は涙を流した。
リーグ戦19位の横浜FMは降格圏から脱出ならず。4月20日に浦和レッズとアウェーで対戦し、そのあとACLのファイナルステージに臨む。
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一方、清水は同日、ホームで首位のアビスパ福岡と対戦する。