強豪ライブツィヒから町野修斗が渾身ゴール! スライディングショットでキール先制。なんとか引き分けに持ち込む
町野修斗 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
GKグラーチとDFゼッツが激突、脳震盪で二人揃って交代するアクシデントも発生。
[ブンデスリーガ 30節] ライプツィヒ 1–1 キール / 2025年4月19日/レッドブル・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部、ホルシュタイン・キールのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW町野修斗(Shuto MACHINO)がRBライプツィヒとのアウェーゲーム、右サイドからのクロスにスライディングで合わせてゴールネットを揺らし、先制点をもたらした。しかし後半に追い付かれて、試合は1-1で引き分けた。
ハイラインの背後を突いて、キールが幾度となくシュートまで持ち込む展開に。今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場した強豪を相手にカウンターがハマる。
すると44分、センターフォワードのスティーヴン・スクリプスキが右サイドを抜け出して、ラインブレイクに成功。そのクロスに、逆サイドから駆け込んだ町野が競り合うDFを上手くブロックしながら倒れ込み、スライディングで渾身の一撃をねじ込んでみせた。
後半はほぼハーフコートゲームで、ライプツィヒが攻める展開に。しかし62分、速攻で抜け出したキールのDFデヴィッド・ゼッツとライプツィヒのGKペーテル・グラーチが頭をぶつけて転倒。ゼッツは立ち上がったもののプレー続行不可能に。グラーチは担架で運ばれて、66分、いずれも脳震盪の疑いにより交代を余儀なくされた。
このあと微妙な判定だが、攻め続けたライプツィヒがPKを獲得し、これを決めて同点に。結局このまま1-1で引き分けた。
町野は今季リーグ8点目。しかしチームは最下位に沈み、勝点19に伸ばしたものの、1部残留圏の15位ザンクト・パウリとはまだ10ポイント差がついている。
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町野は79分に交代している。