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【移籍】RBザルツブルクがチェイス・アンリ獲得へ「具体的な動きを示している」。浦和が臨むクラブW杯にも出場

シュツットガルトのチェイス・アンリ。写真:picture alliance/アフロ

今季はCLでも活躍、レバークーゼン戦ではヴィルツをシャットアウト。

 オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクが今夏の移籍マーケットで、ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトに所属している日本代表候補のDFチェイス・アンリ(CHASE Anrie)の獲得を検討している。

 RBザルツブルクは今夏、J1リーグ浦和レッズもエントリーしているアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に出場する。チェイスは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たし、ブンデスリーガではドイツ代表フロリアン・ヴィルツ擁するバイエル・レバークーゼンを無失点に抑えるなど活躍。しかし、レギュラー陣が復帰したあとは、U-21(オリンピック世代)のチームでプレーしてきた。

 そうしたなかドイツのサッカー専門誌『キッカー』が5月7日、オーストリアリーグのザルツブルクが獲得に向けて関心を示しているということだ。同メディアは「RBザルツブルクが長年にわたって関心を示してきたが、具体的な動きを示している」と、本格的な交渉に向かいそうだと見ている。

 同メディアは「21歳のディフェンダーは最近、筋繊維断裂によってプレーも鈍っている」「チェイスは来シーズン、オーストリアに移籍するのだろうか」と、その動向を注視している。

 尚志高校を卒業してすぐヨーロッパに渡り、3月で21歳になったチェイスの今季成績は、ブンデス1部12試合出場、CL5試合出場、DFBポカール3試合・1得点、3部リーグ8試合出場を記録している。元U-23日本代表で、森保一監督のもとフル代表の練習にも、トレーニングパートナーとして参加している。

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 日本代表入りが期待されるタレントである。現・日本サッカー協会会長の宮本恒靖氏、元日本代表の三都主アレサンドロ氏らが過去に在籍したオーストリア名門であり、オファーが来れば一気に話がまとまるか!?