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【移籍】堂安律の獲得レース、ドルトムントvsフランクフルト! リードしているのは…

日本代表の堂安律。 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

欧州の窓口であるエージェント事務所はフランクフルト→マンチェスター・Cに移籍したマーモウシュも担当。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部SCフライブルクに所属しているサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF堂安律(Ritsu DOAN)の今夏の移籍が現実味を帯びてきている。同リーグのボルシア・ドルトムント、アイントラハト・フランクフルトが競合していて、現時点では、フランクフルトがリードしているという。

 日本代表で『10番』をつけてきた26歳の堂安は、今季ブンデスリーガ34試合・10得点・7アシストと、自身キャリア初のリーグ戦二桁ゴールを記録。チームはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃したものの、ヨーロッパリーグ(EL)の切符を手に入れた。

 堂安はフライブルクと2027年6月まで契約を結んでいる。CLの舞台でコンスタントに戦いたいと考えるレフティに、フランクフルトは積極的にアプローチしてきた。

『スカイ』のフロリアン・フレッテンベルグ氏は5月24日、エックス(@Plettigoal)で堂安に関する最新情報として、「アイントラハト・フランクフルトは リツ・ドウアンの獲得に全力を注ぎ、オファーを準備している」とレポートした。

 フランクフルトのマルクス・クレッシェ・スポーツダイレクター(SD)は、両サイドを補強ポイントに挙げていて、堂安は「理想とする意中の補強選手」ということだ。

 そして同記者は「ドルトムントも依然として関心を寄せているが、獲得レースはアイントラハトがリードしている。完全な合意にはまだ至っていない」と伝える。

 ドルトムントは最終節でCL出場権を獲得することに成功。そのため、かつてジュード・ヴェリンガム、ジェイドン・サンチョらを迎え入れたように、補強ターゲットの可能性を少し広めているようでもある。

 また、堂安のヨーロッパでの移籍エージェントの窓口は「CAAステラー」が担う。今冬、フランクフルトからマンチェスター・シティに移籍したオマル・マーモウシュと一緒である。マーモウシュのディールを成立させているため、フランクフルトとは「非常に良好な関係を築いている」ということだ。

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 3月シリーズから選手14人を入れ替えた日本代表の6月シリーズのメンバーに、今季フル稼働した堂安はその疲労など考慮されて選ばれていない。