エリック・テン・ハフがレバークーゼンの新指揮官に就任。ドイツ語と英語で就任記者会見「常に革新的で、常に上位につけている。ファンとともに勝ちたい」
レバークーゼンの新指揮官記者会見に臨んだエリック・テン・ハフ新監督。※Youtubeのレバークーゼン公式チャンネルより
バイエルン・セカンドチームを率いた経験も。
ブンデスリーガ1部バイエル・レバークーゼンは5月26日、シャビ・アロンソ前監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッド前指揮官であるオランダ人のエリック・テン・ハフ氏が新指揮官に就任したと発表した。
ブンデスリーガ2連覇を逃したクラブは、55歳のオランダ人指揮官と2027年6月30日まで2年契約を結んだ。ユナイテッドでは2023年にカラバオ・カップ、2024年にFAカップを制している。
バイエルン・ミュンヘンのセカンドチームを率いた経験のあるテン・ハフ監督は、さっそく就任記者会見に臨み、ドイツ語と英語で一問一答に応じた。
新指揮官は「数週間にわたって連絡を取り合い、良い話し合いができました。バイエル・レバークーゼンとブンデスリーガについては、バイエルン・セカンドチームに在籍していた頃からよく知っています。ここに来ることができて本当に嬉しいです。バイエルの素晴らしい魅力は、常に革新的であり、常に上位で戦い続けていることです」と語り、相思相愛で今回、契約を結べたと言う。
「しかも、ここ数年は勝利、タイトル獲得へ、歩みを進めてきました。私はまさにそのようにキャリアを通して生きてきました。勝ちたいです。勝ちたいけれど、ジモン(ロルフェス)(スポーツダイレクター)が言うように、支配的なサッカー、人々を興奮させる魅力的なサッカーで勝ちたいです。このプロジェクトを率いる上で、私は学んできたことを生かせると思いましたし、ファンと共に何かを作り上げていきたいと思っています」
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短期・中期・長期のそれぞれのプランで理解し合えているようだ。もしかすると……レバークーゼンが理想としてきた長期政権もあり得るかもしれない。