アル・ヒラルがクリスチアーノ・ロナウドに「狂った条件」で再オファーの準備! しかし一つ条件が…
マンチェスター・Uのクリスチアーノ・ロナウド。 (Photo by Michael Regan/Getty Images)
ライバルのアル・ナスルは「310億円」で正式オファー。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団してフリートランスファーとなったポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)だが、中東で争奪戦の様相を呈している。
これまでサウジアラビア1部アル・ナスルが3年契約・総額2億2500万ドル(約310億円)のメガオファーを提示したと各メディアで報じられてきた。さらに『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、12月2日、ライバルである同リーグのアル・ヒラルが再オファーの準備を進めているとレポートした。
横浜マリノス(現/ 横浜F・マリノス)でJリーグ初代得点王に輝いたラモン・ディアス氏が再び監督として率いるクラブは、夏にもマンチェスター・ユナイテッドにオファーを出したとされるが、「狂ったような条件」で再アタックするという。
ただし、一つ問題がある。
アル・ヒラルは現在、CAS(スポーツ仲裁裁判所)の裁定により補強禁止の処分を受けているのだ。そのため獲得をするためには、来年の夏まで待たなければならないということだ。
それでもライバルクラブに獲得されるのだけは、何とか阻もうとしているそうだ。ちなみに今夏にはマンチェスター・ユナイテッドに対し、約510億円(一部報道では、約390億円/2億7500万ユーロとも)とされるオファーを提示していたと言われる(ロナウド自身がオファーがあったと認めている)。
ただロナウド自身は、様々な記録更新のかかるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できるチームへの移籍を希望している。が、これまでのところオファーには至らずにいる。そうしたなか、『スカイ』は、古巣であるスペイン1部レアル・マドリード、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCが、ロナウド獲得に関心を示している。さらに彼の祖父母が住んでいるオーストラリアのAリーグが獲得したいと意向を示し、ロナウドサイドも「検討」をしているとされる。
ロナウドは現在、ポルトガル代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)を戦い、優勝を目指している。日本時間12月7日4時からは、ラウンド16でスイス代表と対戦する。
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