【日本代表スタメン予想】クロアチア戦、戦列復帰の浦和DF酒井宏樹の起用法がポイントに。アーセナル冨安健洋もスタメンか

板倉滉が出場停止に。スペイン戦で結果を残した川崎の谷口彰悟が引き続きストッパー起用か。

[カタールW杯 ラウンド16] 日本代表 – クロアチア代表 ／2022年12月５日18:00（日本時間６日0:00）／アル・ジャヌーブ・スタジアム

　カタール・ワールドカップ（W杯）のノックアウトステージ１回戦、日本代表が日本時間12月５日深夜24時（６日零時）から、クロアチア代表と対戦する。FIFAランキングはクロアチア12位、日本24位。

　この試合から90分で決着がつかない場合、15分ハーフの延長戦、さらにPK戦が行われる。延長に入ると、交代枠がさらに１枠追加できて６人目まで活用できる。

　日本の森保一監督は、果たしてどのようなメンバーで前回準優勝の強敵に挑むのか予想したい。

　これまで２試合フル出場中のDF板倉滉（ボルシア・メンヒェングラードバッハ）が累積警告により出場停止に。代わって、ケガから復帰した冨安健洋（アーセナルFC）の起用が有力視される。まだ冨安が本調子でなければ、ケガから復帰した酒井宏樹（浦和レッズ）、あるいは所属先で同ポジションでの起用も多い伊藤洋輝（VfBシュツットガルト）も選択肢に。

　クロアチアの基本布陣は4-1-4-1（4-3-3）。選手の個性は異なるものの、グループステージで勝利したドイツ代表、スペイン代表と並びが同じでコンセプトも似ている点は、日本にとってプラス材料と言える。

　スペイン戦である程度守備がハマったことを考えると、日本は再び5-4-1を採用することが予想される。

　まず、しっかり守備で受けてカウンターを狙うことを考えると、疲労も考慮して伊東純也（スタッド・ランス）に代わって、酒井の起用も考えられる。延長も視野に入れると、伊東は相手の体力が落ちる終盤、ピッチにいてほしいタレントでもある。

　またボランチも遠藤航（VfBシュツットガルト）が戻ってきたことで、遠藤＆守田英正（スポルティングCP）、遠藤＆田中碧（フォルトゥナ・デュッセルドルフ）、あるいは守田＆田中と３パターンで迷いどころに。ゴールに絡もうと前線へ顔を出せる田中、彼よりも守備強度のある遠藤と守田――指揮官がチョイスするセットにより、何を優先したいかが見えてくる。

　前田大然（セルティックFC）、鎌田大地（アイントラハト・フランクフルト）、久保建英（レアル・ソシエダ）の前線３人は変わらないか。ただコンディションによっては、南野拓実（ASモナコ）、堂安律（SCフライブルク）の先発も考えられる。

　W杯初のベスト８進出なるか――。冨安、そして酒井のポジションや起用法が一つポイントになりそうだ。

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