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【サッカー日本代表】伊東純也の報道で新事実「100万円示談交渉はX氏とA子のトラブル。伊東は関係ない」

伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ジャーナリスト小川泰平氏がユーチューブで代理人弁護士の加藤博太郎氏にインタビュー。

 週刊誌に虚偽を語ったとして女性2人に対する損害賠償の民事訴訟を起こしたサッカー日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)を巡る一件で、3月4日、ジャーナリストの小川泰平氏がユーチューブチャンネル『小川泰平の事件考察室』にて、伊東の代理人弁護士である加藤博太郎氏へのインタビューを実施した。訴訟案件に関わるため発言できる範囲で、加藤氏はこれまで明らかになっている事実や経過を報告している。5日には後編の動画も公開される予定だ。

 その動画の中で、これまで報じられてきた「当初100万円の示談金を伊東側が提示し、A子さん側と話し合っていた」という点について、伊東自身は一切関与していなかったという事実が伝えられた。

 加藤氏によると、この「100万円」はまだ弁護士が就く前の段階で、A子さんとA子所属事務所の社長、そして伊東のマネジメントを担当していたX氏、この三者の間で「話し合われていた時に出た話だと聞いています」ということだ。加藤氏によると、この段階では「伊東さん、トレーナーは出てきていません」と、状況を整理する。

 説明によると、X氏とA子さんがそもそも公私につながりがあり、その関係で、昨年6月の日本代表の大阪の試合観戦に訪れていたそうだ。得ている音声データでは、当初からA子はX氏の部屋でともに宿泊する予定になっていたそうだ。

 ただ、そこで今回明るみになった問題とは別件で、二人の間でトラブルが発生。「A子のスポンサー」という人物も現れて、A子さんがX氏を刑事告訴しようという動きがあったそうだ。それを巡り100万円の示談交渉が行われていたが、金額が低いとして、まとまらず。そこから週刊誌に持ちかけられ、伊東側に飛び火していったということだ。

 そのため加藤氏は「現在報じられているような、伊東さんが何か行為を認めて示談交渉をしていたというのは、まったくの誤りだと思います」と、これまでの報道について否定的な見解を示している。まず、伊東のマネジメント会社だった担当者のX氏と公私でつながっていたA子さんの間で、トラブルがあったということだ。

 この問題は上記にも触れた「A子のスポンサー」と名乗る人物も登場、B子さんにも被害届を出させている。B子さんからはPTSDの診断書が証拠の一つとして提出されているそうだ。そして複数の交渉が持ち掛けられていて、複雑に入り組んでいる。

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 また、アジアカップ期間中に伊東側への取材もせず報じた「週刊新潮」だが、最近の2号ではこの件について触れていない。

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