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【カタールW杯】ブラジルは早くもベスト4進出確信、「日本のお陰で楽になった」

ブラジル代表のリシャルリソン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

カメルーンに敗れたもののグループ1位突破。日本代表-クロアチア代表、ブラジル代表-韓国代表に。

[カタールW杯 G組 第3戦] ブラジル代表 0-1 カメルーン代表 /2022年12月2日22:00(日本時間3日4:00)/ルサイル・スタジアム

 ブラジル代表がグループステージ最終第3戦、カメルーンに敗れる波乱が起きた。1998年以来、GSでは17試合負けなしだったがこの記録が途絶えた。それでも2勝1敗の勝点6で1位突破を果たしている。2位はセルビア代表に3-2の逆転勝利を収めたスイス代表に。

 そして日本代表がドイツ代表、スペイン代表を打ち破って決勝トーナメント進出を決めたことを受けて、ブラジルメディアはセレソンのベスト4までの道のりが「かなり楽になった」と受け止め楽観視している。

『テラ』は12月2日、日本のグループステージ1位突破を受けて、「ブラジルのノックアウトステージが楽になった」とレポート。因縁の宿敵ドイツ代表、さらに優勝するポテンシャルは十分あったFIFAランキング2位のベルギー代表がグループステージで敗退。すでにG組1位突破が確実視されていたなか、準々決勝までのトーナメントの山は、クロアチア、日本、韓国に。日本がドイツを“蹴落とした”ことで、ベスト4進出へ視界良好というわけだ。

 むしろ、日本と同じE組だったスペイン代表は、結果的に決勝までブラジル戦を回避できるという状況へ「脱出した」と見ている。

 ブラジルはGSのカメルーン戦で主導権を握りながらもカウンターに沈み、G組2勝1敗で突破。守備陣にケガ人が出ていて、さらにネイマール不在による攻撃力ダウンがやや不安視されるが、通算6度目の優勝へステップを踏んでいる。

 決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチアは日本時間12月6日零時から、ブラジル対韓国は同4時から行われる。

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