【移籍】板倉滉のアヤックス加入が決定的! 「1000万ユーロ」で合意か

フェイエノールト参戦も…。

　ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・メンヒェングラートバッハのサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）DF板倉滉（Ko ITAKURA）のオランダ1部アヤックス・アムステルダムへの移籍が決定的となったようだ。アイントラハト・フランクフルト、さらにはライバルのフェイエノールト・ロッテルダムも獲得に名乗りを挙げたなか、移籍金など条件面で合意に至ったと見られる。

　オランダメディア『テレグラーフ』は7月31日、アヤックスが板倉獲得へ正式オファーを提示したとレポート。板倉もアヤックス入りを希望しているということだった。

　しかし複数メディアによると、アヤックスの提示額は900万ユーロ（約15億円）などで、ボルシアMGが求める1000万ユーロ（約17億円）以上を上回ってこなかった。

『アプゾルート・フスバル』によると、そこでフランクフルトがその条件を満たすオファーを準備しているとレポートした。

　さらには、すでに日本人DF渡辺剛を獲得しているフェイエノールトも参戦したという情報も流れた。

　そうしたなか、ドイツメディア『ビルド』は8月2日、アヤックスが800万ユーロ（約13億6000万円）プラス出来高200万ユーロ（約3億4000万円）の条件を提示したことで「合意」に至ったと報じた。フランクフルト、PSVも問い合わせていたが、そのような状況だと受け止めているという。

　ただし、フェイエノールトに関する動きには言及されていないという。

　とはいえ、フェイエノールトはUEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）予選に回っている一方、アヤックスは同本選の出場権を得ている。昨季の成績も2位アヤックスと3位フェイエでは10ポイント差がついている。板倉がより高いモチベーションで戦うのであれば、間違いなくアヤックスになるだろう。

　板倉はボルシアMGと2026年6月まで、1シーズン契約を残している。そのためボルシアMGはフリートランスファーになる前に、「適正なオファー」があれば売却したい意向だった。

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　名門アヤックスでの初の日本人選手誕生が近づいている。