【浦和】観客動員世界1位リーベル戦、原口元気がレッズサポーターとの歓喜の瞬間を思い描く「一緒に闘い、一緒にサプライズを起こせるように。こんな素晴らしいクラブが日本にあるのだと示したい」。クラブW杯6/15スタート
ポートランドで円陣を組みミーティングする浦和レッズの選手・スタッフ。(C)URAWA REDS
世界の舞台で強烈に輝くレッドダイヤモンドの勝利を目指して。
[米国クラブW杯 GS1節] 浦和 – リーベル/2025年6月18日4:00(現地17日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)
J1リーグ浦和レッズのMF原口元気が6月13日、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)初戦リーベル・プレート戦に向けて、アメリカからのオンラインによる取材で抱負を語った。
決戦まであと5日、浦和は合宿地ポートランドで1日オフを挟み、戦闘モードへと突入。原口も「リーベル戦へ完全にフォーカスしている。(マチェイ・スコルジャ)監督も言っているが、本当に『初戦が全て』ぐらいの気持ちで準備しています」と、この一戦に向けて集中している。

浦和がGSを突破できた場合、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントと対戦する可能性がある。ヘルタ・ベルリンやハノーファー96、VfBシュツットガルトなどでプレーしてきた原口は「友人が数人いる」と、このカードの実現に期待を寄せる。
2024年の平均入場者数は、ドルトムントが8万1365人。ヨーロッパトップを誇り、ジグナル・イドゥナ・パルクでのサポーターの熱狂度は世界的にも知られ、ゴール裏だけで2万2000人を収容するゲルプバウアー(黄色い壁)はまさに壮観である。
さらにリーベルは、それを上回る“世界一”の8万4000人をエスタディオ・モヌメンタルで記録する。
そのクラブに、埼玉スタジアムで日本最多の観客動員数を記録してきた浦和が挑むことになる。

レッズサポーターへの想いを聞かれた原口は、「本当に世界に誇れるファン・サポーターだと思います。いろんなところ、いろいろなクラブでサッカーをしてきましたが、僕の中でベストなファン・サポーターだと思っています」と胸を張る。
「彼らが一緒にアメリカでも闘ってくれると思いますし、一緒に闘って、一緒にサプライズを起こせるように。こんなに素晴らしいクラブが日本にあるんだと共に示せたら、それは本当に嬉しいことだと思います」
原口はその一つになれる歓喜の瞬間を思い描く。
また、チーム内でのキーマンを問われると、「チームとして、ではないですかね。チームとして驚かすことができたら、そこで何人かがインパクトを残せるのではないかなと思います」と、結果を残せれば、おのずと注目選手は出てくると語る。
そしてレッズの『9番』は「グループステージを突破する。そのために、目標はまず1点を取ること」とゴールへの強い意欲を示した。
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クラブW杯は日本時間6月15日9時(現地14日20:00)から、リオネル・メッシの所属するインテル・マイアミとアル・アハリSC(エジプト)の一戦で開幕を迎える。
