【移籍】クリスチアーノ・ロナウドがついに決断、年俸300億円超え 「1年契約」。浦和入りも噂されたが…
アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)
オプション行使、アル・ナスルと更新へ。
UEFAネーションズリーグで初優勝を果たしたポルトガル代表のキャプテン、FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano RONALDO)が2025-26シーズン、サウジアラビア1部アル・ナスルと契約を1年更新することが決定的になった。
これまで新方式になる6月15日に開幕するアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に出場するクラブでプレーする可能性を探ってきた。しかし10日でこのクラブW杯のための特例の移籍マーケットは終了する。
もしもアル・ナスル退団を希望した場合、ライバルであるアル・ヒラルが獲得に動くとして、サウジアラビアという“国”として、ロナウドを囲い込む動きもあった。結局、浦和レッズ、モンテレイCF、そしてチェルシーFCなどヨーロッパのクラブが名乗りを挙げるのではないか……と言われてきたが、オファーには至らなかった。
ロナウドが1年契約延長のオプションを行使する形になる。1月時点では、年俸「2億ユーロ(約327億円)以上」と報じられていた。
ただ、ロナウドは5月27日、自身のSNSで、「この章は終わった。この物語? まだ書かれていく。すべての人に感謝します。(This chapter is over. The story? Still being written. Grateful to all.)」と投稿し、アル・ナスル退団を仄めかしていた。
これも無冠のポルトガル代表に終止符を打った。そして新章へ――と受け止めることができる。
また、アル・ナスルのイエロ・スポーツダイレクター(SD)は同29日に記者会見を行い、「クリスチアーノ・ロナウドが最初から参加しているのは、サウジアラビア王国にとってのプロジェクト。そこで彼はアル・ナスルを選びました。私たちはロナウドと契約更新に向けた交渉を行っています。神のご加護があれば、私たちは解決策を見出せるはずです」と、交渉中と強調していた。
一方で、「ロナウドとアル・ナスルの契約は6月末までです。彼が引き続き私たちのチームに所属できるように尽力します。多くのクラブが彼の獲得に興味を示しています」と、複数クラブが接触している状況も認めていた。
中東メディア『SSC』は6月10日、クリロナは2日以内にサウジアラビア入りして、契約更新すると報じた。1年契約で、再び1年分の優先オプションが付帯されるということだ。
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ナショナルチームでの悲願だった“1冠”を獲得したスーパースターが、1年後のW杯制覇も視野に、アル・ナスルでのタイトル獲得へ集中する。