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武漢所属の元浦和ラファエル・シルバが久々SNS更新。発信はアジアの――

浦和時代のラファエル・シルバ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

キャンプをしていたスペインを離れて、中国に少し近づき調整。

 新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染元と見られる中国湖北省の武漢をホームとする中国超級リーグ(1部リーグ)の「武漢卓爾足球倶楽部」でプレーする、元浦和レッズのラファエル・シルバが2月21日、久々にSNSのインスタグラムを更新した(アカウントは @r_silva92)。

 ラファエル・シルバは以前ブラジルメディア『エスタド・ジ・サンパウロ』のインタビューに登場した際、「2月18日までキャンプ地のセビージャに滞在する予定ですが、戻れない場合にはどうするかなど、まだ決まっていません」と語っていた。

 そして今回更新したメッセージは、タイのピピ島から。ラファエル・シルバは鮮やかな海上のヨットで撮影した写真をアップ。「Phi Phi Islands(ピピ島)」と報告している。

 今季1部リーグ昇格を果たした武漢は2月20日、スペイン1部リーグのセビージャFCに所属する元ポルトガル代表DFダニエル・カリーソの獲得を発表。コロナウイルスの感染が世界に広がるなか、今度はタイへ移動。クラブは4月第1週目処に開幕予定日が延期されたリーグ戦&ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に向けて、着々と準備を進めている。

 もちろん、さらなる延期も考えられる状況ではある。そうしたなか、ラファエル・シルバも凛として構え、ある意味、時の流れに任せて、戦いへ向かう気持ちを少しずつ磨き、高めているようだ。

 ラファエル・シルバは1992年4月4日生まれ、27歳、ブラジル出身。スイスのACルガーノでプレーしたあと、2014年から16年までJ1リーグ時代のアルビレックス新潟でプレー。そして17年から18年途中まで浦和に在籍し、17年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラルとの第2戦で優勝を決定づけるゴールを決めてみせた。18年シーズン開幕を前に、武漢に移籍している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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